色即ぜねれいしょん 【限定版】初回限定生産 [DVD]
新語やブームのパイオニアの彼。
流石はこちらのタイトルも深くてセンスあります。
現在の彼の多岐に渡る才能や発想の豊かさが納得出来る青春群像です。
若いって、青春って素晴らしいと思える作品です。
ユーモアのエッセンスが随所に散りばめられていて笑いが絶えません。
そしてティーンならではの切なさも感じられます。
時代を映す小道具やエピソードが登場してくるので、
彼と同世代の方ならノスタルジーを感じると共にご自身の青春時代に思いを馳せることでしょう。
そうで無い方でも夢のある古き良き時代を感じると思います。
そして時代が変わろうとも男子脳内はさほど変わってないと感じました。
キャスト陣もかなり豪華。皆さん味があって好演されています。
ミュージシャンを多数起用しているのもなかなか観られないと思います。
主役純役の渡辺大知は初々しさがあり非常に役にマッチしてました。
オリーブ役の臼田あさ美さんも色っぽいし、黒い陰り事件を筆頭に果敢にチャレンジ。
ばちかぶり ナゴムコレクション
約20年前に聞いて衝撃を受けたレコードです。「唯一人(only you)」を聞きたかったのですが,手元に音源がなく,また手に入れるすべもなく,大槻ケンジさんのカバーした演奏を手に入れて聞いていました。オリジナルが聞けて涙が出るほど嬉しかった。ナゴム時代のレコードと比べると音が格段に良くなっているし,「櫻」の冒頭の部分などは「こんな音だったっけ?」とビックリしました。個人的にはパンク時代の作品の方(1枚目)が演奏のテンションが高くて好きです。でも,子どもには聞かせられないなあ。
色即ぜねれいしょん [DVD]
いい余韻が味わえます。50代を意識してつくりましたねと
勝手に思いました。広い世代への「うけ」を狙わなかった
ことが味になっています。波乱万丈を予感させる出だしも
終わった見れば、どうしてどうして当時いかにもあった
ような青春話になりました。
ありあまる有名俳優陣が、一瞬だけ登場。
田口監督への敬意、友情でしょうか。
子どもたちのCity
2番目に収録されている筋肉少女帯の『23の瞳』は特にお勧めです。
この音源はおそらくメジャーデビュー前の音源で4枚目の『サーカス団パノラマ島へ帰る』に収録されている音源とは大違いです。(筋少ファンの方はご存知だと思いますが)私は初期時代の筋少が好きで、ナゴム時代のレコードを探してました。しかし、いまやナゴム系のレコードなどは廃盤になりプレミアが高く付き入手し辛い現状です。そんなある日『子どもたちのシティ』の復刻です。値段も安いので、ぜひお勧めです。
ばちかぶり姫 (ヤングジャンプコミックス)
玄田行の名前改めた山本夜羽の短編集。
マンガは娯楽のためにある、と考えるとこのマンガを読む気はうせる。読むと、心の深い部分が抉られる気がする。行き過ぎた自意識が、精神のバランスを失って、世界にどこにも居場所が無くなって、崩壊しそうな不安感が際限なく示される。
大抵の物語は、世界が見捨てて居場所がない「こんな私」でも生きてていいんだ、というナルシシズムに回収されるのが現代日本のイマジネーションの基本。けど、ナルシシズムは、現実とぶつかって壊れる運命にある。その壊れた自分を抱えながら生きていく様が描かれていく。
高校時代の幻想の彼女を思い続け、現実の彼女に出会ってもその幻想から逃れられない『クレイジーフォーユー』枯れてしまった才能に絶望しながら才能ある女性に狂ったように嫉妬する『言葉は海、そして水の泡』
僕は、好きな作品です。書評に宮台真司さんが「この世には、不自由な人間だけが知る自由がある」というフレーズがお気に入りで、購入しました。