ココ・シャネルという生き方 (新人物文庫)
ページを開いて読むたびに、背筋がしゃんとのびる。
超有名ブランドシャネルを作った人が、こんなに強烈で魅力的な女性だったと今まで知らなかった!なんてもったいない!と思わせてくれる。そんな本です。
一つ一つの章が短くてシンプルなので、とても読みやすいです。忙しくても、通勤の途中やカフェで一息ついたときなど、気軽に取り出しさっと目を通せます。文庫本なので、バッグに簡単に忍ばせられるのも嬉しいところ。
開けばいつでも、シャネルの強烈なパワーを分けてもらえる。そして、背筋を伸ばして自分の人生に戻っていけるのです。
自分の人生を自分の足で歩いていきたい女性、必読。
CROSS CHANNEL
この作品を初めてプレイしたときは、新しい表現メディアに触れているかのようでした。
アドベンチャーゲームの特性をフルに活かしていて、見事な演出効果を生み出していたからです。
ライターの技量もさながら、エロゲーという比較的新しいジャンルのメディアに大きな可能性を感じました。
このメディアをうまく使うと、ひょっとしたら小説やドラマ、映画とは違うもっと斬新で新しい表現方法ができるのではないでしょうか。
ただ一般受けするには、まだまだ難しいでしょうが。
仮に、この作品が小説というジャンルで発表されていたら、また別の違った作品になっていたと思います。
内容の方ですが、人間ドラマに特化した青春物語を描いています。
クライマックスの方は劇的な展開と共に伏線の回収が始まるので、一本の長い映画を見ているようでした。
ただ、下ネタが非常に多くエロネタが頻繁に出てきます。人によっては不快に感じるでしょう(まぁジャンル自体がエロゲーなんですが)
作りこまれたシナリオ構成や設定を見ていると、この作品にエロは必要なのだろうか・・・?と考えてしまいますが、
そもそもエロをいれないと売れないのが悲しい現状です。
こういうゲームが、新たな表現メディアとして認知される事を切に願います。
Women in Business: Level 4 (Penguin Readers Simplified Text)
ビジネスにおいて成功した5人の女性の成功物語についてペンギンのレベル4の英語で記述されている。レベル3とは異なり、紙質については徐々に挿絵の美しさから英文のボリューム、ストーリーに力点が移りつあることを物語るが一般的なペーパーバックよりは良い。ボリュームについては若干5人の中でもバラつきがあり、大まかにChanel : Mori : Roddick : Winfrey : Madonna = 2 : 1 : 1.5 : 1 : 1くらいの割合だが、どれも十分読み応えがある。Wikipedia的に事実を記述するだけでなく、その時その時に登場人物が何を思い、どう感じたかが描かれいてる点に価値を感じた。