いつすべきか?119番
先日、姉から母がトイレで倒れていたと聞きました。
その際救急車で運ばれ、ただの貧血だったとの事で一安心しました。
ただ、今後両親、祖父母も年齢を重ねるごとに、こういった事態が多くなると思うと、
ちょっと怖いなあと思います。
そういう時に、たまたまこの本の事をある人から聞きました。
本の要旨としては「重病の予備症状となる軽微な症状を見逃さず適切に救急車を呼ぶ事で、
早期発見により、命を救えたり、重篤にならずに済んだり、病気の回復が望める可能性が高まる」という感じです。
その為の適切な知識を得れる事がこの本の一番のメリットです。
著者は救急医療の医師として現場で働く中で、救急車で運ばれてきて最善の医療処置を尽くしたが
病気の発見が遅く命を落としたり、後遺症を残すというケースをたくさん目の当たりにしているそうです。
逆に早期発見した為に、症状が著しく改善したり、命が救えるケースもあるとのことです。
どうにかしてあげたいという気持ちで最善を尽くすが、どうにもならない現実。またその虚空感。
日々の悔しい想いから社会の為にと、この本を書かれた著者の志に非常に心を打たれました。
保険ではお金はおりるけど命は救えません。
ですが、この本では適切な知識を得ることで命が救える可能性が高まると思います。
そういった意味でこの本は、「保険より価値があり、保険より安い保険」だと思います。
万が一に備えて一家に一冊置いておきたい一冊であり、
また実家に住んでいる親御さんへのプレゼントとしてもお勧めの一冊です。
便活ダイエット ~便秘外来の医師が教える、排便力がアップする11のルール~ (美人開花シリーズ)
とても分かりやすい説明、小さすぎない文字でのコンパクトな文章、絵や図を用いて
腸をきれいにする理由、その効果、方法が示されていて、とても分かりやすかったです。
どれもさっそく生活に取り入れられるものが多く、
特に食品について詳しく記載があり、レシピも載っているので実践しやすいです。
まだ購入したばかりで効果は分かりませんが、さっそく実行しています。
また、自分の便秘タイプや、腸改善の必要性などが分かったことは、
モチベーションを上げるためによかったです。
しいて言えば、メインとなる自律神経の説明(交感神経と副交感神経)が沢山出てくる割に
ちょっと分かりずらい気がします。その部分に関してはもう一回読まないとかな、と。
「便秘外来4年待ち」とのことなので、病院に行く前に、
下剤に頼り続ける前に、まずは気持ちを入れ替えてできることからやってみる!という気持ちで
読んで実践するには、おすすめです☆
ダイエット目的より、「便秘など体質を改善して、結果的に痩せる」といった感じでしょうか。
汚れた腸が病気をつくる―腸をクリーンにする究極的方法
腸の健康について興味があって十冊程度あたってみた。著者は延べ30万人の患者に接してきたというから「病気にならない生き方」の新谷医師と並ぶ経験豊富な臨床医だ。本書の方法は、ずばり、断食である。長年の宿便は下剤では排泄されず、断食で腸本来の機能を回復して排泄させるしか腸内をクリーンにする方法はないという。著者の指導で排泄された宿便のカラー写真が強烈。こんなものがお腹のなかにあったら、どんな病気になっても不思議はないと思わせる。断食の方法もシンプルで取り組みやすい。説得力のある一冊である。
安心レシピでいただきます!―潰瘍性大腸炎・クローン病の人のためのおいしいレシピ125
何かとセーブをしなければならない主人のために
少しでも美味しく食べてもらえればと思って購入しました。
まず、写真がどれもきれいで、作りたい!と思わせます。
実際にいくつか作ってみましたが、
どれも満足感があり、好評でした。
レシピが二人分で記載されているのも作りやすかったです。
急性腹症の早期診断―病歴と身体所見による診断技能をみがく
「頑固オヤジによる解説!」という印象が強いです。オムニバス形式とでも言えばいいのでしょうか、頻繁に出くわすであろう各疾患、各病態が、章建てで繰り返し解説されており、鑑別疾患、その特徴的身体所見がいつの間にか頭に入る(であろう)という体になっています。解剖学の重要性についてももちろん随所に触れられており、検査に頼りがちな現状を批判する表現もありますが、自分のやり方(自分の病院のスタンダード)と比較してみるのも、また一興かと思います。量としては1日足らずで読めてしまうのもいいですね。