Under the Sea-Wind (Penguin Classics)
正直に言えば、この本は読者によって大きく好みが分かれます。人によっては退屈と思うかもしれませんが、はまる人ははまります。全編にわたって展開されるのは環境保護への訴えでも学術的な生物学研究の論文でもありません。浜辺、磯、外洋、深海にいたるまで海の様々なフェイズとそこに住む生き物たちの姿が淡々と描写されています。それだけです。余計なことは書かれていません。人間はほとんど登場しません。ただひたすらに自然の姿を描写し続けるという並大抵の文筆家なら飽きてしまいそうな作業。そこに作者の持つ並々ならぬ海への愛情を感じます。書かれた当時は最新の生物学にのっとったものだったのですが、今では決してそうではありません。それでも色あせることのない魅力を持った作品です。同著者による『センスオブワンダー』の翻訳者でもある上遠恵子さんの翻訳も丁寧で読みやすく、きわめて好感が持てます。かばんの中に潜ませて、ちょっとした空き時間に読んでいきたい作品です。ぜひ。
SEAWIND(紙ジャケット仕様)
高校生のとき、you gota be..を聴いてブッ飛んだのをよく覚えている。 当時は情報が殆んど無い時代で、写真も無いのにポーリンに恋心に近いものを抱いていた。 それほどポーリンの声はパワフルかつセクシー。
バンドを組んでいたが he loves youをやりたくて仕方が無かった。 実現するまで10年かかった。思い出の1枚。 佳作揃い。
古さが気になるかもしれないが、いいアルバムです。
海鳥
このアルバムでは、かつてメンバーだったジェリー・ヘイが抜け、ゲストとして参加しています。やはり、ラリー&ジェリー節(?)じゃないとダメですよねえ。このアルバムでもあの絶妙なホーンアレンジを堪能できます。リズムセクションも相変わらずタイトでいい感じです。シーウインド、私の求めていた音です!ジョージ・デュークプロデュースでっせ(だからなんや、と言われても・・)!
Remember
グループについて詳しくは知らないのですが1979年のアルバムです。いわゆる「70年代」フレイバーがしっかり残るサウンドで、とてもいい感じの音楽です。肩がこらず、軽快でいいアルバムです。