成恵の世界 10 (角川コミックス・エース 60-10)
1巻の頃からずっとハイレベルなSFラブコメ。
どんなSFネタでも実行できる舞台は、想像する楽しみを与えてくれます。
伊達にタイトルに世界はついてない。
さて、10巻の内容は質の高い短編集。
新田と工藤のいい雰囲気や、和人と成恵の仲直り話といった恋愛要素から始まって、もはや成恵の鉄板となりつつあるタイムリープネタまで。
成恵の魅力を詰め込んだ巻になっていると思います。
一方、各人の悩みが少しずつ解消されて、なんだかこの漫画も最終回が近いようで寂しくもあります。
「お話がいよいよ込み入って来ましたが」という作者コメにも、終わりが近いというニュアンスがあるような。
何巻で終わるにしろ、自分は最後まで付き合いますけどね。
成恵の世界はいい世界です。
TVアニメ「成恵の世界」オリジナルドラマ vol.2
ジャケットイラストは、成恵、鈴、四季のスクール水着。(公式サイト参照)
アニメ放送前だったので、ここまでアニメにするのかぁ!?
と驚いたが、実際は、このCDに収録されたエピソードはアニメ化されなかった。
聴きどころは、前のCDシリーズで四号ちゃんの声をあてた、西村ちなみが今度はカントクを演っているところか。
ほぼ原作どおりの構成はランティスからでたCD1と比較すると、どちらかといえば、VAPから発売されている前のシリーズの方に近い印象。
アニメは終ってしまったけれど、この調子でCDドラマを続けて欲しいところだ。
成恵の世界 (1) (角川コミックス・エース)
第二話の和人曰く、なに考えてるのかわかんないトコあるけど、の成恵ですが、彼女の過去が少しずつ語られるにしたがって幾重にも屈折した彼女の奥底が見えてくるんだよね。道具立てはSFで体裁はラブコメですが、本質は彼女の成長の物語、かな。それははじめにも香奈花にも当てはまるのだけど。
正直言って、一巻目だけだと☆☆☆ぐらいです。調子が出てくるのが2巻目以降なので、出来れば2巻目以降も合わせて読むほうが良いかなと。どんどん成恵が可愛くなります。
成恵の世界 OPテーマ - 流れ星☆
流れ星☆は知ってる人もいると思いますが成恵の世界の
オ-プニングテ-マですよね。
流れ星☆の一番を聞いて分かると思いますが聞いてて
楽しくなるような曲ですのでオススメですよ!(^∇^)
自分的には最後の方の
「宇宙(そら)の果てまで二人の世界アピ-ルして声高らかに行こう」の部分が好きです!♪
ちなみにこのCDにもう一曲入ってる「ステレオ」も良い曲なので
オススメですよぉ~♪♪(^-^)
成恵の世界 (6) [DVD]
成恵とその仲間たちの手作りによる、春名(ハルナ)と島田オーナーとの結婚式を取り上げた第11話を含め、アバロン人の襲来でドキッとさせられた第1話を除けば、笑いあり感動ありで文句なしに楽しめました。それが、第12話(最終話)ではアバロン人の再襲来でやや殺伐とした雰囲気になり、見ていて落ち着けませんでした。
また、第12話では「モノ」としての「機族」が強調され、ちょっとかわいそうに思えました。終盤、アバロン人からの攻撃や、ウイルスに冒された天堂 蘭の暴走で同士討ちを余儀なくされ、致命的なダメージを受けた監察庁の機族たちを気遣う和人に、修復可能であることを匂わせるテイルメッサーの発言があったのはせめてもの救いでしょうか。
第12話では「成恵と関わることで、この先どのようなハプニングに見舞われようとも、和人の成恵に対する想いが揺るぐことはない」ということを強調したかったのでしょうが、私個人としては、それまでの雰囲気を壊すことなく「着陸」して欲しかったです。ということで、少々手厳しいかもしれませんが、これが私の評価です。ただ、第1話とのつながりが見て取れるので、こういうまとめ方もありかな、とは思います。