ロッキー・ザ・ファイナル (特別編) [Blu-ray]
☆当時、単なる傍役俳優に等しかった無名のシルベスター・スタローンが1976年に本編の脚本と主演を兼任したスポーツ=(ボクシング)映画の歴史的名作『ロッキー』のインパクトはかなり大きかった。そしてS・スタローンはこの作品の想定外の大ヒットで一躍、スターダムに登り詰めたのはご承知の通り。彼自身をスーパースターにした記念碑的作品にとどまらず、奇跡のアメリカン・ドリームを実現させたのだ。さらにはアカデミー賞の作品賞と音楽賞、編集賞の計三部門に輝いた。残念ながら主演男優賞と脚本賞は惜しくも逃したが…。この作品が持つ重要性はまだある。それはベトナム戦争時代の病んだアメリカ社会を象徴したような屈折した破滅型のリアリズムにこだわった賛否両論の映画ばかりが蔓延したいわゆる【アメリカン・ニューシネマ】系列の作品を事実上、消滅させてしまった革命的な人間ドラマでもあるのだ。お話自体は飛び抜けて珍しいモノではないのに、何故ここまでファンに愛されたのか。その答えは一途なまでの〈純情&家族愛&友情〉に尽きる。ついでながら筆者はこの『ロッキー』にはいつも勇気づけられた。ネバー・ギブアップ精神や熱きスピリットを学んだ。手痛い失敗をやらかした時や挫折感を味わった時には必ず『ロッキー』を観賞しては決して諦めない根性とハングリー精神を培った。今でも苦難にぶつかり挫けそうになった時に『ロッキー』の頑張りを励みにしている。たかが映画だけの世界じゃないかというナカレ、良い意味でこの『ロッキー』に受けた影響は計り知れない。S・スタローンのもうひとつの人気シリーズである、戦闘武勇伝『ランボー』シリーズも確かに好きだが、『ロッキー』シリーズには遠く及ばない。何故なら『ロッキー』は人情味の部分を焦点にしているからだ。昔懐かしいのアメリカ映画本来のおとぎ話的な持ち味と義理人情を押し出した為せば成るの展開に感慨無量な思いにふける事ができる。ストレートに単純明快、だからこそ良いのである。前置きがページ数の半分を埋めてしまったが、この『ロッキー・ザ・ファイナル』を製作すると聞いた瞬間、何で今更?続編を製作するのだろう、S・スタローンもついに窮地に追い込まれたな…。という、歯がゆい悪循環をおぼえた。 昔の人気シリーズに頼って再起を図る気かと、怒りさえも通り越した失望感が胸をしめつけた。だが、それはマチガイだった。見終わった後に、S・スタローンにお詫びしていた自分がいた。すみませんでしたと…。完結編と銘打っていた第5作はザンネンながら中途半端な仕上がりで、勇み足的な印象が拭えず、行き当たりバッタリなお話に終わってしまい、市街地でストリート・ファイトを繰り広げる乱暴=(ランボー?)なクライマックスを含めてどうも納得しかねる不満足な凡作になってしまった。S・スタローンもそれを潔く認めており、モヤモヤしていた呪縛を彼自身がはね除け、自らきちんとした決着=(落とし前)を本作品で見事に達成したのだ。長年苦楽を共にしてきた愛妻エイドリアン(タリア・シャイナ)に先立たれ、哀しみに暮れていたロッキー(シルベスター・スターローン)は地元フィラデルフィアでレストランの経営者として現役時代の昔話を語って聞かせる日々を送っていたが、ある番組がきっかけでボクシングに対する情熱が再びよみがえり、無謀とも言える復帰を決意。親友のトレーナーの協力を得て涙ぐましい必死のトレーニングを開始。敬遠状態だった息子のバックアップに加え盟友のポーリー(バード・ヤング)や周囲の応援を受け、かつての栄光を取り戻すべく現役ヘビー級の黒人チャンピオンと人生最後の対決を迎える!。という、『ロッキー』全シリーズでは毎度おなじみになった十八番、つまり一生懸命の努力と不屈の闘志さえあれば、如何なる逆光やピンチも必ず乗り越えられる可能性を観る人に与え、ときには勇気と感動を与えてくれた。最終章を観賞後、不覚にも涙に溢れた。溜まっていた感情が一気に爆発したのです。本当に堂々とした素晴らしいフィナーレをS・スタローンは用意してくれたと思う。私はこの『ロッキー』という、切なくもヒューマンな人間味たっぷりのロマンチックな名作ドラマに出会えた事を幸福に思っております!。S・スタローンさんに深く感謝致します。ありがとう!。『ロッキー』は我が青春のバイブルです!☆。
ロッキー・ザ・ファイナル (特別編) [DVD]
人が生きていく道程には様々な悩みや障害、嬉しい事、悲しい事がある。そのあるが故、進むべき道筋をロッキーは映画で教えてくれている。ロッキーザファイナルでも随所にちりばめられた‘生き様’で彼の美学に気付く映画である。素晴らしいラストファイトに感動しました。ラスト作品で男の花道を飾れましたね!
ロッキー・ザ・ファイナル [Blu-ray]
これで最後なんだなと思うと悲しい。
好きだったロッキー。
いつも励ましてくれた。
いい歳してここまで1と同じようなストーリーで勝負したスタローンは偉い。
ブルーレイですので高画質・高音質です。
DTSは素晴らしくこの作品にはPCMはいりません。
静かに終わるこの映画には適度なDTSで十分です。
コレクション物です。
ロッキー・ザ・ファイナル (特別編/勝負ガウン付BOX) [DVD]
一人の人生の生き様が、たった2時間に詰まっている。
60歳のスターロンの体が、おかしいくらいにいい筋肉がついている。すごすぎる!!
この撮影のためだけに、通常のボディービルダーが投与する量の10倍ほどのドーピングをしたらしい。
もう映画撮影中に死んでもよかったのだと、
スターロンは、成功哲学書のなかにも例としてしばしばでてくるが、この作品をみるとむちゃくちゃ愛にあふれていることがわかり、むちゃくちゃ情熱を秘めていることが分かる。
こんな60歳になりたい、そう思う。
ザ・ベスト・オブ・ロッキー
日本版のアルバムに比べ、価格が安くお得です。日本版に比べて曲数が少ないのかと思っていましたが、そんなこともなさそうです。
映画シリーズで聞きたい曲が全て入っており、正しくベスト版といって感じです。
日ごろは、ジョギングに使用しています。疲れて来たときでも、曲を聴くと力が沸いてきます。