カッコウはコンピュータに卵を産む〈上〉
コンピュータセキュリティの問題を元に技術的な要素満載の推理小説??
昔は今ほどソフトウェアが複雑では無かったというのが羨ましい。
様々な情報を一人で把握できる状態というのは、システム屋としては望ましい状態であろう。
技術的な話としても、問題点が随所に書かれているが、それよりも今もって根本的なところが人だということは変わらない。
役所の腰が重い体制や、うるさい上司など場所や時間が違っても同じものが多いので、人間模様も楽しめる。
この上巻では個人的な趣味のレベルで始めた犯人捜しが、国を越えた話になるところまで描かれている。
国を越えた活動、あこがれるねぇ。
カッコーの巣の上で
たかだか500ページの文章である。
名作、という部類に入っているとも思う。
ただ、どうしてもいけすかない、このアメリカ臭!
今のアメリカの根底に流れている思想がここにあるんだろうなあ。
これを読んでからというもの、国際情勢が気になって仕方がない…(特にブッシュ氏の言動とか)
カッコーの巣の上で [DVD]
伏線がすごいとの評判で興味を持って観てみたんだけど、観終わった後、何をさして伏線がすごいと言われてるのか分からなかった。
気になって調べてみると、評判になった伏線はラストシーンに向けてのチーフのアクションに繋がる部分らしい・・・
しかし、さりげない・・というには初見でもかなり印象的なシーンであったように思う、ラストシーン抜きにしてもここでのマクマーフィのセリフは強く心に残るものだった。強い意味合いを感じさるを得ないものだった。
1度観ただけなので、他に優秀な伏線を見落としてるかもしれないが・・
映画のシナリオ自体の評価は他の人の言う通り、素晴らしいものだと思うが、伏線がどうこうと言う評価にはやや疑問を覚える
カッコーの巣の上で
青さんって、最初に何かやろうって時に作った曲って神がかっていたりする。
カリガリ7期ファーストアルバムのブルーフィルムだったり、lab.のファーストシングルDUB NOTEだったり、今聴いてもそのバンドの代表曲だったりする。
カッコーのカッコーの巣の上でもめちゃくちゃ神がかっている。
クロニックダンスとか作った人間が、すぐ次にこんなの作れるんだから、今までカリガリでは青さんがどれだけ抑えていたかもわかる。
結成してから直ぐにでもリリースしたい!と焦っていただけあって、とんでもないスルメ曲が完成したなぁと思いました。
残りの2曲もお洒落、兎に角名盤。
名盤ゆえ今後、動きが止まりそうなのは怖いところ。