魔犬ライナー 0011変身せよ! [DVD]
子供の頃、映画館で観ました。
既に38年経ったのかと改めて思います。
当時は何の予備知識もなく、観るまではマンガ祭りの単なる1本という程度だったことを覚えています。
ところが、始まったとたんストーリーにどんどん引き込まれはじめ、未だにラストのハラハラドキドキは忘れられず、子供の頃観た映画で40年近く経ってもそのハラハラ感を覚えているのはこの作品だけです。
むしろその日にメインで観たハズの仮面ライダーの内容は全く覚えていない(笑)
本音で言うと良くDVD化出来たと感激しています。東映さんありがとう!
マイナー作品になるのでしょうけれど、私の中では史上最高傑作のアニメです。
難しい理屈抜きで楽しめるSFアニメです。
仮題・中学殺人事件 (創元推理文庫)
辻氏が最初に書いた長編ミステリ。1972年に朝日ソノラマの「サンヤングシリーズ」の一冊として出たもの。のちの1975年にソノラマ文庫化されて、売れたらしい。
スーパーとポテトの二人を主人公としたミステリで、のちにシリーズ化されて全六冊が出ている。
入れ子構造で、3つの物語がからみあっている。トリック、ミステリとしては他愛もない。しかし、どこか叙情性が漂っており、読後感は良かった。
のちの辻作品に比べると、ずっと良心的だし、面白い。
旅のエッセイ教室―地球の書き方、歩き方
巷の書店で氾濫する紀行文にいささか食傷気味になっている小生だが、この本を読んで、自分らしく紀行文を書けばいい事に気がついた。行き先の珍しさで書いても、自己中心的になっても、はたまたドタバタでも、この本で登場する筆者たちは「自然体」で書いている。本書は朝日カルチャーセンターの教室での作品集というが、内輪だけに通用する同人誌のレベルは超えており。第三者に読んでもらう事を心得ている。続編を期待したい。
激マン! 4巻 (ニチブンコミックス)
「テビルマン」創作秘話。
個人的我儘に近い形で他の作品を削ぎ落とし、
個人的戦争観まで持ち込んでいる感のある永井豪氏の姿勢が全面的に賞賛されるものとは思いません。
しかし壮絶なまでの作品に対する情熱、そのテンションは誌面を通して読者に伝わったのは間違いなく、
「デビルマン」が未だに語り継がれる傑作となった所以と言えます。
これは「ウルトラマン」や「仮面ライダー」等の国民的ヒーローに通じるものがあります。
これらの作品はアイデアが斬新だっただけではなく作り手が損得勘定の域を超え、
心血を注いだからこそ見る者の心に何十年も残り続けたのでしょう。
ゲゲゲの鬼太郎 60’s+70’s ミュージックファイル
以前ミュージッククリップと称して某メーカーから出た「ゲゲゲの鬼太郎」には本当にがっかりさせられました。本当に聴きたかった主要戦闘テーマ曲が入っていなかったからです。でもこれのDisc-1の67曲目でやっと出会えました!…この戦闘曲、初期の野沢雅子版「鬼太郎」と言ったらこの曲しか私には有り得ません!…やったー!感無量です。