パニクリぐらし☆ 3 (まんがタイムコミックス)
この二人は、色々な面で、相互補完的で、カップルとして、お似合いですね。
もっとも、当人達は、あまり強くは、意識していない様ですが。
今巻では、二人が演技をしながら、高校生以下指定映画を観たりするのは傑作。
また、楠家の、別れたお父さんの影が、少しだけチラつきます。
楠家は、ビンボーだけど、いつも賑やかです。
明るいビンボーが、大きな魅力です。
著者は、おそらく、正式な美術の勉強を、しておられるのでしょう。
画面の視点の高さが自在で、しかも、バランスが整っていて、絵がダイナミックです。
確かな技術に裏付けられた、ビンボー4コマは、楽しいです。
パニクリぐらし☆ 2 (まんがタイムコミックス)
サラリーマンの主人公が頑張る作品。恋愛に関して鈍い面があって、色々と損をしていますが、好感の持てる人物です。
男3人女の子一人の兄妹なのですが、弟二人の出番がどんどん減っているのが寂しい所。
その分、犬と長瀬さんの出番が増えているので、問題はありません。
長瀬さんと徐々に仲良くなっていく様子がほほえましいです。
ほのぼの家族漫画です。
あねざかり (1) (まんがタイムコミックス)
昼間は眠さのあまり、儚げ美人モード。
夜は男も顔負けな超人モードで現場系の仕事で稼ぐ姉の「ひかり」。
弟である「ひなた」は常識の持ち主で、
昼間は完全無防備な姉にやきもきしたり、
夜は夜で暴走気味な姉にツッコミを入れたり。
あとは病弱キャラの母親や、
「ひかり」の同級生で「ひかり」に想いを寄せるが基本報われない展開の「椎名」、
「ひかり」の友達「ユキ」が登場し、話が展開していきます。
「ひかり」も「ひなた」も家族想いな性格ですし、
他のキャラクターも嫌味なタイプは登場していません。
安心して読める漫画ではないでしょうか。
パニクリぐらし☆ 4 (まんがタイムコミックス)
これで、最後かと思うとすごく、残念です。
もっと、読みたかった・・・。
最後は不覚にも泣いちゃいました。
(本当の最後の1コマの長瀬さんのセリフには、笑ってしまいましたが)
できれば、「新妻ぐらし」で続編をお願いします♪