天使の牙 B.T.A [DVD]
映画を見た後に原作を読みました。 映画の方はそれなりのできと思いますが、原作を先に読んでおかないとちょっとストーリーがわかりにくい作りになっていました。
また原作の人間像と映画の配役が原作とかなり異なっていて
かなり違和感を覚えました。
もう少し アクション重視でなく、ストーリーに重きをおいても
よかったかなと思います。
アンダーカバー A.D.2025Kei
新宿鮫の大沢先生の原作なので、ストーリーは面白い。
ただし、操作性がいまいち。
コントローラで、キャラを動かすのに苦労する。
一言で言うと、○○ハザードの日本女性刑事版。
○○ハザードの方が完成度は高い。しかし、
主人公が、女性で、ミニスカートということろが、
私の趣味にぴったりだったので、評価は4となりました。
最近、ああいう、ミニスカートって流行らないのかな?
英雄はそこにいる
島田氏のファンです。デビューから全部読んでます。
若い頃の、需要と供給に合わない文学青二才も好きでしたが、
おっさんになると、英雄だのいたこだの、日常には登場しない単語で、
島田ワールドをかましてくれます。
読むスピードが一気にあがります。
ファンだから?作家のテクか?
「悪貨」から、経済、政治、世界史、なんでもこい!と言わんばかり、
ネタをもっこり入れてます。
これも案外面白いですが、往年のファンはおっさんの青二才も読んで見たくなる。
ファンはわがままです。
映画パンフレット 「天使の牙」原作:大沢在昌 監督:西村了 出演:大沢たかお、佐田真由美
2ページ程、ちょっとべたっと紙同士がくっついてるページがありました。。。丁寧にはがしたけど少し色移り&はげちゃった。。。
佐田真由美さんの美しさをパンフで保管&楽しみたく購入しましたが、いまいちな写真ばかりでした。
映画の余韻にひたったり思いだして楽しんだりするのにはあまり良くない構成でした。
もっと良いカットが沢山あったのに!!という思いにかられながら見ました。
絆回廊 新宿鮫Ⅹ
人気シリーズの最新刊。
登場人物の誰にも救いがない感じが、ある種リアリスティックな
味わいとなっていると思います。
普通に考えれば「鮫」も年をとっていくのが自然ですが
本作品は「鮫」の老いを感じます。
それもまたリアルなれど、ヒーローなんだからあまり弱くならないでほしいなぁと思ったりして少し複雑でした。
桃井、晶という長らくおなじみの登場人物との関係が
新たな局面となります。
大沢さんは出来るだけクールに描いたのかもしれません。
ただ、新宿鮫ファンの私は、もっともっとディテールを
描きこんでほしかったです。
材料はいい味付けも基本的にはいい。
だけど、コクが足りない感じなのです。
「鮫」の心情、「桃井」の心情、「晶」の心情を
もっと踏み込んで、その痛々しい傷をえぐって
描いてほしかったのです。
新宿鮫シリーズはこれにて終わりなのでしょうか?
不完全燃焼な気持ちなので、未だ続いてほしいのですが。
桃井のように枯れた境地の「鮫」も少し興味ありますし。
率直な評価は星3つですが、このシリーズが好きなので
次回作への期待を込めて星4つです。