マスク・オブ・ゾロ アルティメット・コレクション [DVD]
とてもよく出来た作品なのだが、DVDに関して言うと、何回も再発売されている。特典なしのもの、コレクターズ版、デラックス・コレクターズ版、そして今回のアルティメット版と記憶が正しければ、4回目の発売になります。最近ソニーはアルティメット版を出してきています。おそらく、今後もこの傾向は続くと思われます。消費者である我々は、よく注意し購入を考えなければならないと思います。特典・仕様等どうでもよい方には関係のない話であるが、コレクターの皆さんは、安易に廉価版に手を出さずに再発を待ってみることも必要だと思います。メーカーは、消費者のことを考えてはくれません。けして損をすることのないようにしたいものです。
作品としては、ハラハラドキドキのアクション作品です。バンデラスとゼタ=ジョーンズ、そしてアンソニー・ホプキンスの魅力がたっぷりな作品です。
シカゴ (DVD付限定盤)
映画「シカゴ」のサウンドトラック。映画もいいがサウンドトラックもかなりの上質で、実際に出演している俳優、女優が歌っている曲が多いのが楽しめるところ。キャサリン・ゼタジョーンズの歌に感嘆し、ルネイ・ゼルウィガーの歌唱力に関心させられ、リチャード・ギアの「Razale Dazzle」にふふっと笑わされ、ダニー・エルフマンの「Roxie's Suite」にワオーと思わされ、あっという間にCDを聞き終わるという感じ。全体としてもすっかりジャズCDという趣。
American Classic [DVD] [Import]
米NBCテレビで放送された、トニー・ベネットのテレビスペシャルです!9月に発売された同名タイトルのアルバムの映像版といったところでしょう。本編は映画「シカゴ」で知られるボブ・マーシャル監督が手がけており、映像はハリウッド映画そのものです。単なるライブ映像とは違って、昔のテレビスペシャルのように練りに練られていますのでライブの緊張感は無いのですが、それでもほぼ全ての歌はハンドマイクを使って実際に歌っているのであなどれませんね。CDには参加していなかったクリスティーナ・アギレラが素晴しい歌声を披露してくれています。彼女独特の「力み」が抜けて、のびのびとデュエットを楽しんでいるのでいつもより好感が持てました。
ハリウッドスターによる解説シーンが途中途中に出てくるものの、まったりとせず、息もつかせぬ役45分のヒットメドレー状態です!息するのを忘れないでください!!
スティービー・ワンダーの歌唱は一際輝いており、圧巻です!それにつられたのか、トニーも信じられないようなロングブレスを聞かせてくれます。80歳なんて信じられませんね。
メイキングなどの映像特典を含めて約80分、リージョン0です。
字幕機能は無しです。
グラミー賞で
Stevie Wonderとのデュエット曲で受賞した
最新アルバムの映像盤
監督はChicagoの
Rob Marshall
何がいいって
編集
音楽ものは
切り刻まれることが多いが
これでいいんです
Simple Is Best
Return of the Native [VHS] [Import]
演出的には、すばらしい風景や贅沢なキャストも救えない程度の凡作だが、ジョーンズの美しさによってのみ記憶される価値を得る作品。
この女優のファンとはいえない私も、まだ初々しさの残る顔立ちながら、その後の人気を予想させる瞳の輝きや、自己の欲望に忠実なヒロインをただの悪女にしてしまわず、強さを秘めながらも、ハーディ風の薄倖の美女を体現した彼女の演技に魅了された。
他には、ムーアの自然や、目立たないながらもSマッキントッシュら英国の俊英による演技が見物。
ただ、カットの編集が素人じみており、場面の転換が非常に唐突。BGMは基本的に一曲しかないのを編曲して使いまわしているのが、やや鼻につく。役者の演技は優れているにもかかわらず、いかにも低予算フィルムで、物語の進行や、演出という点では、褒めうる箇所を見出せないのが残念。