再会の街で [DVD]
最近大安売りのように頻繁に用いられるPTSD。
本当はこれぐらいきついものなんだよなと・・。
誰かにとってはその程度のことでも、他の誰かにとっては人生全てを捨てたくなるほどのものかもしれない。
不幸って相対的なものじゃないですから。
2時間あっという間に見終わりました。いいと思います。
ICO~霧の中の旋律~
CMを見て、懐かしいようなどこか物悲しいような気分になった。映像のイメージだけでなく、それが音であると気づいた時にこのCDを手に取らざるを得なかった。普段、ゲームをあまりしない人間なので、ICOというゲームを全く
プレイしていないのだが、そういったバックボーンなど関係なく聴ける。作曲者である大島ミチルさんの作品は、他にも何曲か聴いたことがあるがこれは特別心に染み入る。これほど心惹かれる曲は近年聴いたことがない。
ゲームに馴染みの無い人にも強く勧めたいと思う一枚。
ICO -霧の城-
PS2のゲーム、『ICO』のノベライズです。
元々プレイヤーそれぞれの想像や、プレイの仕方によって
人々の心に残っているゲームだと思いますので、
いくら宮部みゆきさんという大作家の書かれたものだといっても
自分の考えるのとは違う「ICO感」を受け取るのはイヤかもわかりません。
しかし、この小説は決して読む価値のないものではありません。
『ICO』をプレイしたことのある方ならば
美しい城のグラフィックや、静かに繰り広げられていく
ヨルダと霧の城、イコを巡る出来事の数々を
言葉にしたいと思ったことがあるかと思います。
そして、宮部さんはそれを見事に成し得ています。
彼女のつづる『ICO』の中の描写はとても美しく
「ああ、この言葉だよ、ぴったり当てはまるのは・・。」
と思う箇所がたくさんあると思います。
正直、ゲームをしていない方には勧められない
(というのも、宮部さんがこの小説を書こうという熱意の元が
ゲームをしてないとよくわからないと思います。)
ですが、一度でも『ICO』に心動かされた経験のある方ならば
ぜひ、読んでいただきたい一冊です。
ワンダと巨像
操作がシンプルでストーリーもシンプルです。
そのため「同じ操作ばかりで飽きる」「操作が分かりやすい」など意見が分かれると思います。
かなり好みが分かれるゲームですね
自分がやってみた感想は雰囲気や世界観はいいですが
巨像の場所を見つけ出して急所を突いて倒すということの繰り返しなためやっていると飽きてきます。
なので面白さを重視する人にはあまりおすすめできません
前途の通り好みが分かれるゲームなので購入を考えている人は一度プレイ動画など見てみるのをお勧めします。
Shadow of the Colossus(TM) Official Strategy Guide (Official Strategy Guides (Bradygames))
タイトルは「Shadow of the Colossus」となっていますが、
これは「ワンダと巨像」の欧米版(北米版?)タイトルです。
ということで、この本はおそらく日本で言う「攻略本」にあたります。
内容は、大半がシーンごとの画像に説明文を加えたものです。
効率の良い動き方や急所の図解、攻撃の手順などかなり細かく解説されています。
中学や高校でひととおり英文法を習ったかたならほとんど理解できるでしょう。
私は・・・(..;)お恥ずかしながら学校で習った英語はほとんど忘れてしまいましたし、かといって辞書片手に解読する気力もなく・・・(^◇^;)
それでもこの本をお薦めするのは、何と言ってもその美しさです。
一応「ペーパーバック」なのですが、「ハードカバー本」にしてほしいくらい美麗な内容です。
特に巻末にいくつかある見開きのグラフィックは圧巻!
これだけで「買って良かったー」と思いました。(笑)
また、かなり大きめの折り込みで「設定資料」のようなものもありました。
一冊で攻略本と設定資料集とビジュアルブックを兼ねているような感じです。
そんなわけで、「ワンダと巨像」がお好きな方の永久保存本としてぜひいかがでしょうか。