あたしンち公式ファンブック
巻末に単行本未収録作品が掲載されており、これだけでもファンは買う価値ありです。
前半のキャラクター紹介は、いくつもの側面からキャラクターや世界観を切り開いており、「そういう見方があったか!」という新鮮な驚きがあります。
しかし中盤の著名人によるコメントはいらなかったかな。あたしンちファンが好きそうな人々のコメントが寄せられていますが、ありきたりな賛辞や、ごく個人的な賞賛の言葉など、他人が読んで全く面白いものではありませんでした。残念ですがここで☆ひとつマイナスです。
ファンならば購入しておくべき本だと思います!
潔く柔く 1 (マーガレットコミックス)
この話は色んな人の視点から物語が進んでいきます。
主人公になる人が移り変わっていくので、とっても立体的!リアルです!
時系列もさかのぼったり、進んでいたり。
後々読んでても「あ!あの時出てたあの人」と知ってる人がちょっと出てきたりして
人の相関図が広がってきます。でもつながりそうでつながらなかったり。
私たちの日常にあるような「なんといえない気持ち」が見事に表現されてて、
だからこそほんとに共感できます><
よくある少女漫画なドキドキわくわくというよりも、よりリアルな人間味のある話で
すべてハッピーエンドというわけではないところも魅力のひとつです★
一刊の2話目の話は何度読んでもなける…
潔く柔く 13 (マーガレットコミックス)
連作13巻目にして、ついに完結!
幼馴染を事故で亡くした過去にとらわれ続ける主人公、カンナの物語がついに完結します。
カンナは未来に向けて歩き出すことができるのか?!
「清く柔く」は、オムニバス形式の短編集で、1〜10巻くらいまでは、
途中から読んでも楽しむことができます。
が、登場人物同士が知り合いなので、通しで読む方がお奨めです。
番外編に、カンナの親友、百加の恋の行方・完結編と、
短編「誰かが私にキスをした」(映画の原作?)を収録。
高校〜社会人の恋愛マンガと言ってしまえばそれまでだけど、
人生感じさせる深さがあります。さすが大御所。
ストーリーの分かりにくさで、☆マイナス1個。
プリンシパル 1 (マーガレットコミックス)
いくえみ綾さんの漫画は絵も話もとても大好きでいつも楽しみにしています。
この漫画は主人公が16才でカバーもラブリーなので、20代も半ばの私にはどうだろう、と思いながら読み進めていたのですが、そんな危惧はいりませんでした。
相変わらず考えさせられます。
なぜワオは誰も好きにならないのか。
なぜ弦とお姉さんはすみれをワオに託すのか。
早く続きが読みたいです!