ドリトル先生のキャラバン (岩波少年文庫 (026))
内容としては『ドリトル先生のサーカス』の続編にあたる。前編では
主に地方都市の興行で成功したドリトル・サーカスが本編ではロンドンに
進出することになり、ふとしたきっかけで出会った美声の雌カナリアの
ピピネラの波乱万丈の身の上話を元にオペラを作成、一躍時代の寵児と
なるという物語である。「清く、楽しく、貧しく」のイメージの強い
ドリトル先生物語としては異色のサクセスストーリーであり、それだけに
シリーズの他の作品では見られない社会風俗(ドリトル一家とロシア貴族との
会食、実在したヴァイオリニストのパガニーニの登場、愛犬ジップによる
一流香水ブランドの調合etc.)が頻出しており、ヴィクトリア朝期の
「文明批評」としても楽しめる、児童文学とは思えない(児童文学だからこそ、
と言うべきだろうか)極上の作品世界が味わえることだろう。
ひと夏の旅 (集英社文庫)
母の死後孤児院に預けられていたジェニーマーガレットは13才の夏、父親のジェレミーの所有するかなりオンボロのバスで旅に出ることになりました。最初は、二人だったのが、今ある自分の世界から脱出したいと思っている三人の同行者が加わります。五人は、知恵を出し合い、それぞれが特技をいかしお金を稼ぎ、旅を続けていく中、お互いの存在の大切さそして何より自分自身の存在価値に気づきます。。。その中でおきた事件は、一層彼らの絆を深め新しい未来への一歩となります。
新しい未来を切り拓いていく様子が、ドロシーギルマンらしく優しく暖かに描かれていきます。今までの自分に閉じこもらず、心を自ら変化させることが自分の未来に希望の光を差し込むようにしていく、これがギルマンのメッセージのように思えました。
キャラバンや、移動アイスクリーム店や、サーカス等ギルマンらしい要素も含まれ、穏やかに楽しめる作品だと思います。
黄金の道 soundtracks
旅が好きな人にはぜひ聴いてほしい作品。
世界中を旅するCaravanだからこそ、奏でることのできるメロディと言葉はやさしくて、あたたかくてあなたの旅を駆り立てます。
ふらっと近くを散歩するにせよ、このアルバムを聴きながら前に進めば、いつもの道も鮮やかになります。
2曲目のEsperanzaは、歌詞を目に通しながら聴いてほしいです。
キャラバン(CARAVAN) C-7 0010701
軽いトレッキングと街歩き両方に使える靴を長いこと
探していましたが、これが最終解になりそうです。
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・適度な堅さの靴底のおかげで不快な衝撃が無い。
・湿気が籠もらず、夏でも涼しくは無いがムレはしない。
・多少の水も平気。
・私は足の甲の高さが低く、前後に長い形の足を
しているのですが、この靴の形はそれに見事に
フィットします。他の靴だと左右が余ったりして
変にブカブカしますがこのメーカーのはそれが無い。
・上記と関連すると思いますが、慣らすまでもなく
最初からかかとが靴擦れしません。
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キャラバン製のトレッキングシューズは別にブーツも
持っていますが、重さ以外は上記が全て当てはまります。
体力は残っているのに足の裏が痛くて歩くのが苦痛と
感じたことがある方にオススメしたいメーカーです。