大映テレビ主題歌コレクション~フジテレビ編
ヤヌスの鏡は今でも印象に残るドラマでした。とくに主題歌が!
当時はまだ小学生で歌っている人にまでは気にしてなかったので、
このCDは助かりますね。
とくに椎名恵さんに興味がでてきました。
ハイパーフライングボウイ
このアーティストに出会った時、とにかく歌詞にひかれました。
単純に愛など恋など語らない、深いまっすぐなメッセージがとても良いです。
アーティストの方向性では「BUMP OF CHIKCEN」に通じる所があるように思えます。
歌詞の深さ、メロディの多様性ではBUMPには劣ると思いますが、それでもこのアーティストにしかない良さがあるのではないでしょうか。
このアルバムでは超飛行少年の全てはまだ知れないでしょうね。
これから更に進化し、良いアーティストになることを期待して星4つにさせて頂きます。
ザ・サード ~蒼い瞳の少女~ ハイペリウスエピソード1 限定版 [DVD]
実際に見て、まず思った事は「古い」でした。
演出、脚本、音楽、特に作画。
その全てが80年代後半から90年代初頭の技術を感じられます。
具体例を挙げるなら、戦闘シーンでキャラがフェードするのに合わせて画面を光らせて消すと同時に別の位置に置く。
ドラゴンボールZの後期に良く使われた技法ですが、最初の蜘蛛との戦闘シーンでこれで多用。
あと、演出的に状況説明や心理描写をナレーションで行う方法。
この声に問題があるのでは無いかと言う意見は色々な所から上がっておりますが、私も同意見です。
ただ、それらの古臭さから嫌悪感を感じられない。
皮肉な意見かも知れませんが、その全てが古い物ですから、ちぐはぐした感じが無い。
全てが調和しているように思えます。
その上で、謎をただよわせがちなストーリーや「偶然であった少女と少年が」的な王道路線の展開。
「絶品だ。これはすげぇぇ!!」って事も無いですが「とんでもなくひでぇぇ」って事も無い。
個人的には地味に良い仕事をしている。と思っています。
砂上の夢
「ザ・サード」のオープニング「砂上の夢」が収録されています。
この曲、歌詞がすばらしいです。聞いていただけると分かりますが、
アニメを見ていなくてもこの曲はきっと好きになります。
アニメのオープニングムービーといまいちマッチしていない気がしますが、何度でも、毎日でも聞きたくるような名曲です。
ザ・サード~蒼い瞳の少女 オリジナル・サウンドトラック
アニメを楽しめた人なら、これも楽しめるでしょう。グレイヴストーン編の前半くらいまでに使われた曲が緩急取り混ぜて収録されてます。それ以降に出てきた曲で好きな曲がある場合は…2枚目も買うんですかね。実は今悩んでいるところなんですが(^^;)23話の告白のシーンに使われてた曲はこっち(1枚目)に入ってたからまあいいか、と自分に言い聞かせて物欲を抑えようとしている最中です。
一つ私的に残念なのは、最後に入ってるEDがかなり唐突に始まるようにきこえること。お前空気読めよとか曲に対して思ってしまう。アニメの流れを再現しようという意図かもしれませんが、このアルバムでやる必要があったのか…。というわけで星1つ減らして星4つで。