日本アニメーションの世界 主題歌・挿入歌大全集 第3集 SF・ファンタジー編
私はDisk2に収録されている「ボスコアドベンチャー」の主題歌『ときめきはForever』のためだけにこのCDを買いました。アニメも当時見ていたのですが子供の頃だったのであんまり憶えておらず、何年か経ってラジオでこの歌を聴いて、ずっとCDを探していたのでとても嬉しいです。他にも「宇宙船サジタリウス」や「ふしぎなコアラ ブリンキー」も好きな作品だったので歌を聴いて懐かしい気持ちになりました。でも、サジタリウスはDisk1と2、魔法陣グルグルはDisk2と3に歌が分けて収録されているので、できれば作品ごとにDiskを分けて収録してほしかったです。
でも収録曲は本当に良い歌ばかりなので、帯にあるとおり『永久保存盤』だと思います
コンドールマン Vol.1 [DVD]
人間はどんなにがんばっても正義そのものにはなれない、だから正義に味方するのだ、本作の主人公コンドールマンはひたぶるに正義を愛する悲しいほどに心清き若者が志半ばに悪の凶弾に倒れ、その高潔なる魂が正義の超人となって蘇る、というもので、よく引き合いに出される同作者の「レインボーマン」の主人公が己の目的のため超人力を得ようとし、その修行の中で人類愛に目覚めていったのとは対照的で、すでに聖人並みに心のきれいな若者(登場の時点で浮世離れしているあまりにも理想化された人物)が物語の冒頭で命を失い、その魂から主人公コンドールマンが誕生し、人間の欲望をストレートに体現した怪物を相手に戦う本作にはテレビヒーローの出発点「月光仮面」から受け継がれた高潔な魂と、「レインボーマン」からの社会派路線に製作会社である東映の娯楽作路線の旨みが程よく合わさった佳作である。
(有名な主題歌の一節命をかける価値も無い、それほど汚れた日本の人の心」とはもちろん逆説的に美しい心をとりもどせと説いているのだが、本作を制作放映したTV局はいまやむしろこの言葉のとおりの主張をしているようで、なんとも物事に対し表面的な解釈しかできないよな体たらくぶりにはコンドールマンも嘆いているだろう。)
惜しむべきはフィルムの状態で、画面の下側に一定の間隔で大きな傷が(瞬間的にだが)走ること(ほぼ同時期の東映作品、忍者キャプターのDVDにもみられる)で、その点が少し商品としては気になる。
しかしホームドラマのような温かみとストイックなヒーローの魅力、特撮英雄譚が玩具デザインの横行を許す直前の作品だけに、キャラクターデザインにおいても純度の高い「ヒーローのあるべき姿」を表している。
正義の味方という言葉の意味を見失った我々に彼は今もその「白き姿」を示してくれるのだ。
「鳥人戦隊ジェットマン」コンプリート・ソングコレクション
「鳥人戦隊ジェットマン」のコンプリートソングコレクションが登場です!!このCDには「鳥人戦隊ジェットマン ヒット曲集」(COCC−7588)に収録されていた10曲と「ジェットガルーダ鳥のロボ」「陽気なアコちゃん」が収録されています。同時収録として、「鳥人戦隊ジェットマン」「こころはタマゴ」のコーラスなしのカラオケ版、一部のオリジナル・カラオケ版6曲の合計20曲が収録されています!!ブックレットには楽曲解説やジャケットコレクションも掲載されております。主題歌のコーラスなしカラオケ版は名前のとおりコーラスなしですのでシングル収録のオリジナル・カラオケ版とは若干の違いがあります。歌い手は影山ヒロノブさん(1・2・4・9・10・11)、若松俊秀さん(3)、森の木児童合唱団(5)、副島俊直さん(6)、KAZZ TOYAMAさん(7)、斉藤小百合さん(8)、内田さゆりさん・岸田里香さん(12)です!!内田さゆりさん・岸田里香さんが歌う「陽気なアコちゃん」は本編第10話「カップめん」と合わせてお楽しみください。なお、歌手名後の()は曲順になってます。