THE GREATEST HITS OF HIROMI GO
最近の若い人って、歌上手じゃないじゃないですか。歌唱力以外のところで人気を集めていて、肝心なところはその人気がカバーしているという、何とも悲しい感じです。
70〜80年代を生き抜いてきた歌手は、やはり歌唱力があるので、何十年経っても聴ける。ファンじゃなくても認めてしまうもの。
キネマ旬報 2009年 2/15号 [雑誌]
キネマ旬報2008年度の日本映画部門での受賞者は最優秀主演男優賞は「おくりびと」の本木雅弘さん
最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞も「おくりびと」と滝田洋二郎監督と小山薫堂さんが受賞して改めて「おくりびと」の人気、優れた作品だと思います。米国アカデミー賞最優秀外国語映画賞で日本の作品で初受賞おめでとうございます。他にも最優秀主演女優賞に「トウキョウソナタ」、
「グーグーだってねこである」の小泉今日子さんや最優秀助演男優賞に「クライマーズ・ハイ」、「
アフタースクール」の堺雅人さんなど今の日本映画界を支えている人気の役者さん達が揃ったという印象です。2008年度は2006年度以来2年ぶり洋画の興行収入より邦画の興業収入が上回り相変わらずTV局制作の映画は多いのですが「闇の子供たち」や「接吻」、「ブタがいた教室」など単館上映系の映画の方がメッセージ性が強く独自性の強い良作の映画を生み出している気がします。
日本映画の好調さが見えた気がします。これからもいい日本映画が見られることを期待しています。
西尾和美の アダルトチルドレン 癒しと回復のためのセルフスタディキット(CD付)
ここまで生きてきて、この先普通に家庭を持ったりとか、幸せになれる感じがどうしてもなかったこと。なぜか元気がなくなったりとか、いいようのない怒りとか、なぜか苦しいとか、感情が凍ってしまうところまで来ていたこと。
生活面でも行き詰まって、もうどうしようもないと考えていたり、
悲観的にばかり考えるようになってしまっていた。
虚しいと言うか寂しいというか、自分には決定的に何かが足りていない
という思いで過ごしていたこと。
アダルトチルドレンを自覚してから、過去の冷戦状態で言う事も違う両親からの
影響や、小さい頃のアルコール依存症の祖母や徹底的に責める祖父と暮らした
影響のこと。
そして、
学校でいじめに遭って傷ついては、はけ口や癒しがなく、心に
溜め込んだままきたこと、等々
未処理の嫌な出来事も思い出したりして、辛くなって、
かといってそのときはどうしていったらいいのかわからなかった。
自分が何をしたいかわからないし、行き詰まっていて、それでいて
親と折り合いをつけれないでいる自分がいるという感じです。
情報商材でアダルトチルドレン教材があることに驚きました。とても高い効果がありそうだなと思う反面この教材で出来なかったらどうしようと思っていました。
西尾和美さんのことは本を読んだことで知っていたこと。販売者の方もアフィリエイトの方で聞いたことがあり、知っていたこと。
身近にどこのカウンセリングに行くのかとか情報もなかったので、カウンセリングの情報を見つけることも視野に入れました。
カウンセリングには通っていなかったので、この教材でやってみようと思ったから。
要所要所で音声があったので、ワークをどのようにするかをイメージしやすかったです。
最後の方の新しい行動パターンも紹介されているのも良かったです。
わけのわからない、なんともいいようのない怒りが少なくなりました。
ワークをきっかけに、思い出せなかった記憶を思い出したり、ここでも傷ついて
いたんだなと、発見に繋がります。
子どもの頃からの今までの行動パターンも根強いものの、成人
してからのワークブックで書き込んだ新しい行動パターンを思える
ような頻度が上がった。
恐怖心から同じ失敗を繰り返すこと、自分で決断したり、本音を言えない
という頻度が少なくなる感じはしています。
アダルトチルドレンの自覚を持った人にはぜひおすすめします。
まだカウンセリングに通っていなかったり、まだ見つけていない場合も
このワークブックはおすすめです。
分量も多いので、一度にすべてやろうと思っても出来ません。
少しずつでも、時間の取れるときにワークをしてみて、続けていくこと
だと思います。
あれもこれもと完璧にとか、ちょっとくらい進んでもこれじゃだめだと
思いがちですが、少しずつでも進んだら、1ページでも読めたら、
よしと思いながら進んでいってください^^
ワークブックだけでなく、
自助グループなど、人と交流しながら回復をしていくことも
同時に行っていくといいと思います。
人間コク宝
タレント本書評家という訳のわからない肩書きを持つ吉田氏ですが、その名に恥じぬ仕事ぶりです。とにかくタイトルの通り内容が濃すぎます。読者はインタビューされている有名人達のパブリックイメージを増幅させられ、時には覆させられる事に驚くでしょう。
濃すぎて全員読みきれていませんが、圧巻は中山一也と倉本聰との会話のくだり。立川談志のイリュージョンも飛び越えてます。とにかく面白すぎて痺れるトークの連続。
星4つの意味は注釈にイマイチ面白みに欠けたこと。吉田氏の注釈はいつも茶化しが多く楽しみの一つだが、今回は割りと普通の注釈が多い気が。まあ対象の人物の人間関係が危なすぎて仕方ないんだけど。
インタビューされてる有名人に興味を持っている方、サブカル指向な方は当然楽しめますが、本当はゴールデンタイムのテレビなんかを今時楽しんでるような、俗に言う「普通の人々」にこそ読んでもらいたい本です。個人的には真木蔵人の独特の喋り方を活字におこしてもらっただけでお腹一杯な一冊です。読め!である。