Odessa (Dlx)
リマスター、発売40周年を記念したデラックス・エディションでライノからの再発です。69年発表の『オデッサ(Odessa)』はLP2枚組で発表されたコンセプト・アルバム。CMや映画でお馴染みの名曲「メロディ・フェア」「若葉の頃(First Of May)」を含む、ビー・ジーズ初期を代表する名作です。
今回はCD3枚組で、アルバムのステレオ・ミックス、モノ・ミックスの2枚に、レア音源を収めたディスクが付きます。レア音源は20曲以上ある予定で、アルバム未収録曲、そして「オデッサ」「メロディ・フェア」「若葉の頃」などのデモや別バージョンといった、これまで未発表であったものなども含まれます。
私個人としては、メインコースと並ぶビージーズの名盤だと解釈しています。LP時代には、何度針を落としたかわからないくらい聴きました。ビージーズといえば「ディスコ」なイメージが強く、こっぱずかしいイメージを持っているというようなリスナーの方々にも、別の側面を持っているという意味において、お勧めのアルバムです。因みにサタデーナイトフィーバーのSHM-CDも「かなり」良いです。
若葉のころ ~ベスト・オブ・ビー・ジーズ
ファンにとっては嬉しい選曲。やや曲順が気になるのと「ワーズ」が入っていないのが残念ですが欲を言ったら切りがないのでこれで良しとしましょう。しかしビージーズってグループはなんでこんなに優れた作品が多いのでしょうか。以前から「カーペンターズ」「アバ」とラブ・サウンズというジャンルに収められがちですが彼らとは歴史も功績も違うのです。このアルバムを聴いてとても心が穏やかになると思います。
青の時代 DVD-BOX
当時見たのは高校生だった頃で、もう一度見てみたら結構良かったです!!最初はリュウ・トシ・マサシととんでもない不良でしたが、最初の場面でどんどん変わっていきます!!最初はトシも横柄な態度でリュウと衝突してましたが、リュウに影響され、どんどん変わっていきます!!
二重人格の要素・守るべき人・茜とリュウの図書館の出会い・朱里とリュウのシーン・後にリュウと茜を助太刀するトシ&マサシ等、結構良く出来てる作品だと思います。「若葉のころ」より面白かったです!!特に堂本剛・奥菜恵・小橋賢児は「若葉のころ」では共演しておりましたので、当時、ドラマの開始前は、期待しておりました。評価は文句なしの5!!
同じ脚本になりますが、「to heart〜恋して死にたい〜」もお勧め!!
若葉のころ (凜一シリーズ) (集英社文庫)
『白昼堂々』『碧空』『彼等』・・・っと続いてきて、この本が完結編です。最後でこうくるか!っとばかりに、かなりの進展(?)があったと思います。特に、3年ぶりに帰国した有沢や傷が癒えていない正午など、1人1人の気持ちなどがすごく伝わってきて、とても切なかったです。あとは、季節などの表現がとてもきれいで読んでいて自分も、その場所にいるようなかんじがしました。(笑)完結編・・っということで、どんな終わり方なのか気になっていたのですが、私的にはもう少し続きがあって欲しかったです。
このシリーズは、とても奥が深いので初めから読んでいく事をおすすめします。
いけないいもうと (MDコミックスNEO 25)
★4の上ギリ。
旧PNくどうひさしの改名後初な、著者の成コミ7冊目(通算8冊目)。
巻頭カラー4頁含む、早漏な兄と遅漏な妹のどーしよーもないラブソング。
カラー4頁含む、お互いを見つめ合ってた兄妹の想いがひとつになるとき。
意識しすぎてスレチガイ気味になってた兄妹の想いがひとつになるとき。
カラー8頁含む、何の変哲もない恋人期のはじまり。
妹の下着でオナってた兄と、二人の妹の興味津々。
久々ご一緒お風呂ではじまる兄妹のえっちな時間。
気の利く友人のおかげで棚牡丹えっちな女生徒の嬉し恥ずかし。
8頁ショートのラブドラマ。
擬人化されたTVの8頁ショートなオバカ系。
妹は実はオッパイ星人だったというオバカ系。
くノ一的取り調べ術な12頁ショートのオバカ系。
超久々に著者のどーしよーもなさが全開になる、10頁ショートな大バカ系。
以上、タイトル割愛御免。
ほか、後描き4コマ有り。
メディアックス移籍で改名したけど作風は変わらず。
『激ヤバ』掲載作+アンソロ掲載作+『ドルフィン』の残り物の組み合わせ。
妹モノは12編中6編ですのでご用心。
今回ショートが4編で、特に巻末作品は、大バカなアイデアと暴走ノリが素晴らしかっただけに巻末作はせめて16ページ欲しかったですね。
純愛系と欲望系とオバカ風味で三分割。
無論、エロ作画はいつも通り。二人の想いが奏でる体温のあるえっちを、全身の緊張感と表情で魅せる手法が素晴らしく、濃い口まではいかなくても決して薄味ではありませんが、ハードコアとしてはかなりソフトな部類です。
ヒネリも何もない純愛空間をひたすら素朴に描いた『ボクパイ』『若葉のころ』が個人的には最愛。
『超絶超人!!アクメちゃん』『いけないいもうと』『いもうとマニア道』もベタ惚れ。
今回は強力な暴走系がわずか1編だけど、ファンなら絶対にゲットしなさい、なキュンキュンに充ちた一冊。