デメント カプコレ
いつ見つかるか・見つかったらどこに隠れるか・撃退できるようなアイテムは持っているか、など、城内探索中の緊張感は素晴らしいです。
1周やってコツを掴むまでは、何度もヒロインを死なす事になるだろうと思います。
走ったり大きな音を立てたりしなくても追跡者と遭遇することがあるので、2周目も適度な緊張感を保ちつつプレイできるのが良かったです。
探索可能領域が少ないストーリー後半は、その分追跡者に見つかりやすいので、やや大雑把な感じがして残念でした。
もう少し後半の舞台が広ければ何も言う事はありませんでした。
ストーリー自体はあまり気持ちいいものではないので、その辺は覚悟が必要だと思います。
デメント オフィシャル コンプリートガイド (カプコンオフィシャルブックス)
操作説明やアイテム、MAP、スタンダードな攻略のためのフローで構成された、普通の攻略本。
逃げ回っていても、フローに戻るのが簡単にできるようにはなっていますが、例えば、「このスロット、なんて書いたプレート入れればいいんだ?」「ここの扉はどこから開けるの?」といった引き方は難しい作りになっています。
全部読めば解かることではあるのですが(^_^;)、このゲームでは、扉を開くのに反対側に回らなければならなかったり、仕掛けを動かした後でなければ通れなかったりするので、それらの情報さっくりカットはちょっとなぁ、と思います。
アイテム練成で同じ条件でも違うアイテムが得られるので、規則性の記述を期待して購入したのですが、リールのラインと色から判定され、アイテムテーブルからランダムで選択されると、つれないお言葉。
確かに細かくかかれていても再現するのは至難の技ですが(^_^;)
デメント オリジナル・サウンドトラック
全体的にストーリーに沿った曲組みになっていて、足音・効果音・音声を
雑ぜ合わせてあり、いかにもゲームをしているようなを気分になります。
メロディー重視の曲は少なく、インストや、まさに狂気な雰囲気重視の
重圧感のある『音』といった方がいいです。
不安定で、リピートするリズム・・・(意図的な)音とびやノイズ・・・
私は好みでしたが、不愉快に感じる人もいるかもしれません。
ゲームをした方にしか、わからない良さと恐怖感があります。
どちらかというと、一般向けなゲームサントラという感じではないので
ゲーム中にサウンドテストなどで聴く事ができるので
迷っている方はよく考えてみるといいかもしれません。
「Endoless Zero」「Precious Hewie」を目当てで購入しましたが
全てとてもよく出来ていると思います。↑の2曲はメロディーが切なくて好きです。
ボーナスアレンジも4曲も収録されており、とてもカッコ良く仕上げてあります。
これだけでも満足できました。
デメント
と、とっても怖いです。
何が怖いって、主人公が普通の女性で、
慣れない初期の頃は、頼りになるわんこすらいないんです(i △ i)
しかも敵から逃れるために、走れば追っかけられ、(すぐに疲れて遅くなっちゃう・・・(T-T))
歩いたら、すぐに追いつかれ、
敵が近づけば、パニックになって、動けなくなるんですぅ( TДT)
怖がりのチキンハートな私には、もう最初っからどきどき、はぁはぁです。
ホワイトシェパードのヒューイにもなかなか会えなくて、
(敵に会わないよう、おそるおそる歩いてるから)ますますビクビクです。
でも、とてもビジュアルがきれい!
キャラの動きも滑らかだし、コスチュームもゴスっぽくて好き。
メイドのダニエラさんの美しいことといったら・・・(はぁと
部屋移動等のローディングの時間が短いのもうれしいです。
2周目以降にはコスチュームが選べたりするそうなので、
チキンハートどきどきさせながら、最後までやりたいと思います。
敵をバカスカ倒してスカッとストレス解消!が好みの方はちょっと物足らないかも。
でも、おもしろいですよー。