ぼくが出会った素晴らしきミュージシャンたち
本はすぐに届きました。
手にしたとき「素晴らしき」素顔はどんなものなのか?興味深い本でしたね。
読むうちに作者の意図する「ミュージシャンたち」の意外な側面が見えてきました。
最近では強ちな「言いたい放題のち放置型」のエッセイではなく
音楽家というジャンルに深く携わっている作家の理念が伝わる内容となっていました。
とても好感の持てる良い本に出会えたと思います。
Yumi Arai The Concert with Old Friends [DVD]
ユーミンが荒井由実の時代の作品をふりかえって企画されたコンサートのライヴDVD。画質は確かに今の水準に照らすと物足りないが、それでもユーミン・ファンなら持っておきたい作品だ。ミュージシャン各人の表情がとてもよく、ノスタルジーを感じさせつつも、和気藹々としたコンサートの雰囲気がとてもよい。これは目でしっかり見るのに値する。
荒井由実時代の名曲がそろった選曲、そして演奏も素晴らしい。荒井由実ベスト盤の趣があって、大好きな音楽DVDのうちの1枚だ。
全音ピアノピース[ポピュラー]シリーズ PPP-002 赤いスイートピー(松田聖子)/守ってあげたい(松任谷由実) (全音ピアノピースポピュラー 2)
“赤いスイトピー” は 名曲ですが
アレンジの左手のアルペジオが美しく
本当に綺麗な曲だと再認識します。
クラシックが好きな方にも
お勧めのピースです。
レコード・コレクターズ増刊 日本のロック/ポップス 2012年 02月号 [雑誌]
レココレでは、以前日本のロック、ポップスに関する本として「日本のロック/フォーク・アルバム・ベスト100」を出していましたが入門者の方とか日本のロック等について俯瞰的に知りたい、ガイド本が欲しいとお思いの方ならそちらの方をお勧めします。こちらは、例のアーカイブシリーズで以前レココレで特集した記事をそのまま再掲載するシリーズです。ですので、取り上げられたアーティストは深く掘り下げらられていますが、これで「日本のロック/ポップス」全部がつかめるというものではありません。
ただ、取り上げられているアーティストを通じて日本のロック、ポップスに関してここまで深く踏み込んだものはあまり見当たらないので、非常にありがたい1冊だと思います。
欲を言えば、というか不思議なのは、GSの特集はここに載らないの?キャンディーズ特集も載せるべきだったのでは?さらに、URC特集については追加訂正のコーナーでもっと拡大してほしかったなあと3点ありますが、まあ、ここまでの本を今出せるのはレココレだけなのでその頑張りに免じて星5としました。
今のロック・ポップスを知るには欠かせない1冊だと思います。ここで取り上げられたアーティストが作品が無ければ日本のロック・ポップスは随分と違ったものになっていたことは間違いないでしょうね。
今後もレココレの特集、増刊期待しています。