忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー ~感度サイコー! ! ! ~ 〈初回限定版〉 [Blu-ray]
忌野清志郎は以前から気になる存在でしたが、昨年の2月に、吉祥寺の東急で開催された有賀幹夫氏の写真展「Naught Boy」を見てから、本格的に忌野清志郎、RCサクセションを聴き始めました。この映画も映画館で観て、DVDが出たら購入しようと思っていました。映画館で観た時には、矢野顕子との「ひとつだけ」、Charaとの「Oh! Baby」が特に印象に残りました。それに斉藤和義との「空がまた暗くなる」やトータス松本の盛り上げがいい「すべてはAlright」も良いと思いました。
今回、初めて、Blu-ray Discを購入したのですが、いまさらですが、従来のDVDと比べて映像と音がクリアーなのが全く違って、凄いですね(Blu-rayを再生できるDVDプレーヤーを最近ようやく購入したもので。)。このクリアーさで清志郎と仲間たちの演奏を観ることができたので、満足しています。上記の4曲も含め、再度、自宅で楽しむことができました。全体的にリラックスした雰囲気が観る方にも伝わってきて、いい感じになれます。ブックレットでも、無駄な説明はなく、楽しい雰囲気の写真が多く集められています。
特典映像は、先ほど観たのですが、「水の泡」、「世界中の人に自慢したいよ」、「JUMP」と、それぞれ異なる感じの3曲で、こちらも楽しむことができました。
這いよれ! ニャル子さん 1 (初回生産限定) [Blu-ray]
2012年度春期作品の中では頭一つ抜きんでたラブコメアニメだったのではないでしょうか。
銀髪に白い肌、黒地がベースのヒラヒラがついた服の元気系美少女がヒロインというのはなかなか新鮮で
アニメのビジュアルは原作イラストとはまた違った魅力があり
かわいいだけでなく時に性格の悪そうな部分が出る時は
ツンともヤンとも違う、ある意味でリアルさを失わずに
天真爛漫な表情を見せるところにこれまでのキャラクターにない魅力を感じました。
1話目から繰り広げられる、ガンダムや仮面ライダーといった様々な作品からのパロディには
賛否があるようですが、自分としては楽しめています。
やはり1クールに1つはこの作品のようにギャグで笑えてリラックスできるような作品があるとうれしいです。
そして、このアニメで一番の見どころはやはりOP曲ではないかと思います。
作曲は偽物語やWORKING!!など数々の人気アニメを担当してきたMoNACAですが
最近のものでは偽物語のキャラクターソング「白金ディスコ」が記憶に残っている方もいるのではないでしょうか?
今作のOP「太陽曰く燃えよカオス」もすぐに作曲者は誰なのかと確認してしまうほど
さらにその上を行く名状しがたい中毒性を孕んだ楽曲でした。
話数が進むにつれて登場人物も増え、さらに多くのパロディネタが仕込まれ面白さが増していきます。
それらの元ネタを知らないと面白さは半減するかもしれませんが
ベースになっているクトゥルフ神話の知識がなくても作品を楽しむことが出来るかと思います。
キャラクターのかわいさと声優の演技、そしてノリで最後までいった作品かもしれませんが
続編が作られることを希望しています。
レイストーム
レイ・シリーズは斬新かつ圧倒的な視覚演出も素晴らしいが、それを支える楽曲も非常に秀逸だと思う。
シリーズ3部作の中でも、楽曲としての完成度を比べたら、このレイストームが最高である事は万人の認める所だと思う。
特に、メロディ・ラインがしっかりとしている所が素晴らしい。
これは、同じシューティングゲームのグラディウスシリーズのサウンドが受けている事と相通ずるものがある。
ゲームミュージックに限らず、デジタルサウンドは往々にして4小節毎の単純なループで終わる楽曲が多いが、
レイストームはこれらの曲とは一線を画した、非常に完成度の高い作品だと思う。
シューティングゲームに全く興味が無いが、ゲームミュージックは好き、という人にぜひお勧めしたい一枚。
レイ・アウト iPhone4シリーズ用ディズニーキャラクターレザージャケット パールピンク RT-DP3A/P
お手頃値段なので実際の商品はもっと安っぽいのを想像していましたが、作りもちゃんとしていて可愛いです♪ 同社同製品の他のレビューにあった開閉部のボタンは、改良されているのか、取れるような事はなく、安心して使えています!
唯一使いにくいポイントであった ケースに入れた後の【本体の取り出しにくさ】ですが、サポートにメールで問い合わせたところ、とても的確な回答がもらえて、サポートの良さにも大満足しました! ピンクだけではなく色違いも買おうと思います〜♪♪
サポートからいただいた回答 → 『iPhone4本体を固定するフォルダー部分が若干堅い可能性がございます。iPhoneと固定部分の間に爪を入れて少し広げて頂き、片側を上にずらして頂きます。先ほど実製品で試しましたが、比較的広がり易い下部が(ちょうど角の辺り)宜しいかと存じます。 』←この通りにしたら、簡単に外す事ができました☆
猫のパジャマ
1946〜2004年と各年代に書かれた短編を納めたアンソロジー。
オススメポイント その1.
装丁(カバー)がキュート!(販売戦略にまんまと載せられてしまった…)
イメージを拡大すればおわかりの通り 本を開いて折り込まれた耳を立てれば黒猫登場!
カバー裏の黒猫を抱いた著者近影(?)もいい感じ。
オススメポイント その2.
ブラッドベリのいろいろな魅力をたっぷり堪能できる。
作品の価値は その長さではないコトを示す典型例。
様々な味わいの作品群にブラッドベリの脳裏を去来するイメージの断片を垣間見る気がする。
以下は 個人的に気になった作品。
さなぎ : 原題は Chrysalis(さなぎ、準備期、過渡期)。人種差別問題を絡めた黒人少年と白人少年の一夏の交流。
「有色(黒色)人種も日焼けするのか?」という素朴な疑問がモチーフ。
一般的には思いもつかない疑問。思いつくために必要なのは 自分と異なる立場への想像力!
その想像力を働かせるものについて考えてしまった。昨今の不幸な出来事の大半は想像力の不足が一因ではないかと…
屋敷 : 現実はひとつでも それを見るための窓はいくつも存在する。
窓には様々な色ガラスがはめられているが どの窓を選ぶかは個人に委ねられている。
現実をどのように受け取るか どのように行動するか は個人次第の面もあり。
猫のパジャマ : 表題作はちょっとオシャレな大人のおとぎ話。ほんわかシアワセな気分になれる。
ただ原題(cat’s pajamas:すばらしい人・ものを意味する俗語)に相当する日本語が思い当たらないため 正確なニュアンスを掴めないのがもどかしい。
変身 : 1940年代のアメリカの雰囲気・状況をよく伝えている。(と思う…実際は知らないが…)
島 : 三角関係 : 日常生活の中から切り取った現実の一断面。
平穏に見えても 霧が晴れたら断崖にいた…というようなドキリとする話。
おれの敵はみんなくたばった : 長寿の一側面に光を当てた小品。
長く生きるとは 自分の感情を強く揺り動かすもの(人・記憶)をひとつずつ失っていくこと…
2003年83歳になったブラッドベリが呟く真実。
完全主義者 : このような完全主義者が世の中には多くいるのだろう。
様々な事件の病根の一端に触れた気がする。