ザ・フライング・オペラ:アラウンド・ザ・ワールド・イン・トゥエンティ・デイズ-ライヴ-(2DVD+2CD 生産限定盤)
再度、感動した! 2008・10年の品川ステラボールにThe Scarecrow TourとThe Metal Opera Comes To Townに参加をしたが、当時のパフォーマンスを思い出した。正直に、このメンバーがツアーが出来るなんてと思ったほど。
本作は、Japan Tour に参加出来なかったBobが小さい身長ながら手振りで熱唱する姿が、ヨルンの迫力のある歌唱力。アンドレーのハイトーン・ヴァイス。
Avantasiaとしてワールドツアーでのライヴが日本で1回だけなので、ライヴに行けなかった人は絶対に買いだと思います。
ライブ・アルバムとしては、久しぶりに楽しめる作品です。
それと、2010年にThe Metal Opera Comes To Townも同じように出してもらえれば、
キスクが参加なんで・・・
Age of the Joker
ドイツのメロディックメタル、エドガイの2011年作
ここ数作でよりオーセンティックな正統派のHR/HMへと回帰していた感があったが、
9作目となる本作ではさらなるレイドバック志向が強まった作品となった。
のっけから古めかしいオルガンが鳴り、70年代的なハードロックを思わせるサウンドで、
それがトビアス流のドラマティックメタルに自然と融合されたという印象だ。
彼自身の歌い方にしてもどことなく演劇的で、古き良き物語を語るような雰囲気がある。
派手でパワフルなメタルを好む方には向かないが、キャッチーなメロディアスさとともに
伝統的なHRを現代風に作り替えたという点で評価のできるアルバムだと思う。
エイジ・オヴ・ザ・ジョーカー(初回限定盤)
Avantasiaが単なるサイドプロジェクトの域を超えたときに不安を感じた内容がそのまま提示されたような作品。
「Helfire Club」や「Rocket Ride」のときのようなHM的なアグレッション、スピード感、緊張感、昂揚感が希薄で、
致命的なのは「バンドとしての一体感」がほとんど感じられないところ。
前述2作の最大の武器はそれであり、バンドが一丸となってHM的な魅力を発していたと思うのだが、
今作は極端に言えば「トビアス+バックバンド」に聞こえる。(よってヴァリエーションのないAvantasiaに聞こえる)
Avantasia同様、良質な楽曲が収められているが、Edguyとしてのプラスアルファは何も感じない。
「Avantasiaの方がいいのでは?」という外野の声を吹き飛ばすような
バンドらしいサウンドを個人的には期待していただけに、あまりに残念な作品。
ファッキング・ウィズ・ファイア~ライヴ・イン・サンパウロ 2006【初回生産限定版】 [DVD]
タワーレコードでながれていて、30秒ぐらい観ただけで即購入してしまいました。
EDGUYはLiveバンドだ!と言うだけあって素晴らしい出来です。さすがトビアス、観客の盛り上げ方を知っている。ヴォーカルも色あせていないし、演奏のバランスも由。恐らくライブバンドとしてヨーロッパで5本の指に入るだろう(ここ数年のライブDVDの中では1番です)。
少々ショックだったのはイケメン・トビアスの毛髪がかなり淋しくなっていること(ほとんど地肌見えてます)。そろそろキスケ同様ニット帽スタイルになってしまうかトビアス!(一応毛のあるトビアスを見るのはこれが最後かもしれない…)
だがライブの内容はそれすらかき消すほど素晴らしいものです。
正直、久しぶり本当にカッコイイLIVEを観させていただきました。
禿をもろともしないトビアスの勇姿をしかと目に焼き付けろ!
ヘルファイア・クラブ
とにかく強烈。今更ながらEDGUYにはまっている。KEEPER~時代のHELLOWEENを継承するグループと思っていたので2nd以降購入を見送っていたのだが、周りの評価、評判に後を押され購入したのが数ヶ月前、未だにハマり続けている。まず1曲目ミステリアで心を鷲掴みにされ2曲目ザ・パイパー・ネヴァー・ダイズ のサビでの尋常でないMAIDENチックな盛り上がり方、そのまま聴き続け3曲目ウィー・ドント・ニード・アー・ヒーロー、首がもげる位のヘッドバンギングナンバーでノックアウトだ。これだけでも十分『買い』だ。前作位から正統派っぽい音作りをするようになったらしいが、それ以上にスピード一辺倒でなく、LIVEでオーディエンスと大合唱が起こりそうなサビメロを持つ曲が目立つような気がする。しかしこの兆候は2ndでもあったことで、EDGUYの個性なのだろう。勿論大歓迎である。HELLOWEENの後続部隊と言われがちであったが、すでにヨーロピアン・メタルの旗手だ。