セカンドバージン (幻冬舎文庫)
ドラマでハマってしまい、文庫化が待ちきれずに購入してしまいました。
確かドラマでは後3話くらい残っているかと思うのですが、
それだけ短い時間の間に、この小説の怒涛の後半部分を収めることが
果たして可能なのか?と思ってしまいます。
後半の、行の妻の反撃ぶりは空恐ろしいほどです。
この子、こんなに頭のめぐりがよかったんだっけ?と思ってしまうほど。
長谷川さん演ずる行のファンにとってはあまりに衝撃的で、ショックな
結末に、今回ばかりは大好きな大石静さんの描いた結末に到底納得はできない
(あくまで個人的感想ですが)・・・正直、あまりに悲しすぎます。
最初に読んだ日は、食欲もなくなり、家族のご飯も作る気にならなかったほど。
涙が出るような結末ですが、るいは力強くこれからも生きていくというところ、
また万理絵の実はしたたかで空恐ろしく強いところなど、「女は強い」ということを
描きたかったのでしょうが、単純なハッピーエンドを期待していた私には
本当にこの結末は辛かったです。
この本を読んで、ドラマではどう描かれるのか、本を読むよりもっと真剣に、
もっとドラマの行く末、またおのおのの心理の描かれ方が気になるようになりました。
演じる鈴木京香さんたちがどうお芝居するのか、非常に楽しみです。
119 [VHS]
火事なんてもうずっと起きてない、静かな町の消防団のお話。
「消防士は待つのが仕事なんです」
そこへやってきたきれいな女性に大興奮の団員たち。
淡々とした日常の中の喜びや悲しみを、竹中監督ならではのマニアックな笑いを織り交ぜながら描いていく。
ちなみに若き日の浅野忠信さん、津田寛治さんが出演されています。こちらも見もの。
「男はソレを我慢できない」オリジナルサウンドトラック(DVD付)
映画を見ていないので、レビューを各段階ではないのかもしれませんが、最愛の鈴木京香様が歌っているということで購入しました。
最初、このサウンドトラックに鈴木京香様の歌が入るということを知ったとき、ある意味ヌード写真集を出すといわれるよりもショッキングでしたw
正直、本人も言っている通り歌は決してうまくはありませんが、映画の中のワンシーンということで寛大な気持ちで聞くとなかなか悪くは無いものです。
映画を見るのが少し怖いような、楽しみなようなそんなことを思わせるサントラだと思います。
猫の恩返し/ギブリーズ episode 2 [VHS]
「ギブリーズ episode 2」から始まるので少しとまどった。3または4話に分解できるオムニバス風物語。カレー屋は笑える。映画「タンポポ」を思い出させるシーンあり。これまでのジブリ作品から表現方法が変わった実験的印象。「猫の恩返し」は瞳が大きく手足の長い少女漫画のようなキャラクターを受け入れられるかどうか。少女の成長物語としてそこそこのでき。ラスト近くの空中シーンは迫力あり。この部分だけはこれまでの駿作品を凌駕している。DOLBY SURROUNDはよく効いていてテープでも音がよい。
「セカンドバージン」 オフィシャルビジュアルブック (TOKYO NEWS MOOK 248号)
私はドラマを見ずに映画を見て、その後ドラマをDVDレンタルして見てまた映画を見に行った程この作品のファンです。
とにかく写真が綺麗で映画館で見たときの切なさや感動が蘇ってきます。
某映画レビューや巷ではかなり酷評だったこの映画ですが、監督の黒崎博さんや脚本の大石静さんがどういう風な映画にしたかったのかがよくわかりました。
そしてとても納得しました。
この映画がよかったと思った方にはお値段は張りますが是非とも見てほしいです。