ビコム ブルーレイ展望 特急スーパー宗谷1号 札幌~稚内(Blu-ray Disc)
早い時間帯、なおかつ南東方向への出発とあって、千歳線を分けて北西へ向かうまで、逆光がかなり厳しいです。岩見沢までも、逆光ではないものの、まだ太陽が昇り切ってないため、空は白飛び気味です。左手に防風林が続くため、視界も狭いです。
しかし岩見沢を出れば、両手に北海道らしい雄大な景色が広がり、気持ちいいほど晴れ渡った青空の下、真っ直ぐにどこまでも続くレールをキハ261系は快走します。高出力のエンジンを積んだJR世代の気動車らしく、走りは電車と遜色のないもの。行き交うのは、スーパーカムイ (785系、789系) から、近郊形 721系、731系、もちろん711系も健在。宗谷本線に入ってからも、改良が施された名寄までの快走、天塩川に寄り添いながら大自然の中をひたすら進む稚内までと、5時間の旅をたっぷり楽しめるのではないでしょうか。
窓は岩見沢手前の鳥のフンからはじまり、どんどん汚れていってしまいます。展望ビデオの宿命なので、妥協するしかないです。また、運転席からではなく前面貫通路の窓からの撮影のため、デッキの音を拾ってしまっています。特に携帯電話と思われる会話を修正で削除している箇所は、ノイズとして残っていますので、ヘッドフォンで聞いていると耳障りに感じてしまいます。ただデッキで立ったまま長電話をするのは近距離客がいる岩見沢まで。以後は力強く心地よいエンジン音がひたすら響き渡ります。
以下、パッケージ裏面の情報です。
[乗車日] 2010年10月14日 [天気] 晴ときどき曇
[乗車列車] キハ261系特急スーパー宗谷1号 2031D (当時)
[編成] 4両編成 キロハ261-202 + キハ260-202 (SE-202編成 /北海道高速鉄道開発所有)
+ キハ260-104 + キハ261-104 (SE-104編成 / JR北海道所有)
[乗車区間] 札幌〜稚内
●先頭車貫通ドア窓からの展望映像のため、運転士の喚呼は収録されておりません。
また一部の音声は修正しています。
●窓ガラスへの虫や汚れの付着、逆光や曇りの区間など、見づらいと感じる場面があります。
●先行列車の遅れにより、3分程度遅れて運転する箇所があります。
●時刻・列車番号は2010年12月4日ダイヤ改正以前のものです。
●白石・野幌・旭川・稚内の各駅では改良工事を行っています。
【スペック】
本編305分 | STEREO | COLOR | リニアPCM | 片面2層
All Region | 16:9 | MPEG4/AVC | 1920×1080 High Definition
新版 礼文―花の島花の道
礼文に行って来ました。この本を左手にかかえて8時間コースを歩きました。(10時間かかりました)
出会う花々の名前をこの本で調べながら歩きました。とても楽しい旅のお手伝いをしてもらえたと思います。
ビコム ワイド展望 特急スーパー宗谷1号 札幌~稚内 [DVD]
宗谷本線の前面展望DVD。キハ261系に乗って日本最北端の稚内を目指す。
前面展望室からの撮影ゆえ、運転士の注意喚呼が収録されていないのは残念だが、車内放送はばっちり収録。
進むにつれ最果ての荒涼とした雰囲気が北へ向かっていることを実感させる。 札幌を逆光気味で飛び出し、重低音のエクゾーストを響かせながら函館本線を北へ向かってぶっ飛ばす。高架駅になった旭川から宗谷本線に入り、永山駅で電子閉塞に切り替える為運転停車したあと、いよいよローカル色が濃くなった宗谷本線に踏み入れる。
難所の塩狩峠もキハ261系自慢の大パワーと車体傾斜装置を使ってカーブを難なくこなして行く。 そのスピードゆえ、窓ガラスに鳥のフンや虫が激突していくのはご愛嬌(笑)(^_^;)
見所は音威子府から先。景色に荒涼さが増し、いよいよ「最果て」に来たんだという実感がわいてくる。
JR北海道の前面展望DVDはあまりないので貴重な作品☆♪宗谷本線なのがまたイイ。オススメです☆
1/350 南極観測船 宗谷 第3次南極観測隊
このプラモデルは作るのが難しいですね〜(細かいし・・・パーツ多いし)
しかし、出来上がった時はすごいリアルに感じました!
買ってホントよかったと思いました!
3月のライオン 4 (ジェッツコミックス)
↓長いです・・・。ごめんなさい。
ハチクロのような、かわいらしくも美しく清々しい物語を
期待している方には、今巻はかなり期待外れでしょう。
少女漫画ではなく、青年誌での連載の意味がはっきりと解ります。
この巻を読むと、1〜3巻までが序章だったかのように思えます。
3巻までのお話は、主人公零くんの内面的な葛藤を軸に展開されていて、
零くんが、彼を取り巻くやさしい人たちに癒され、人間的にも棋士としても成長してゆく。
そんな物語と決めつけていました。
もちろん、それはあります。 でも・・・それだけじゃなかった・・!
個人的には、良い意味で裏切られた巻でした。
今巻では、宗谷名人と島田八段とのタイトル戦がメイン。
棋士としての覚悟を見せてくれる島田八段の姿が圧巻です。
その昔、故郷では天才だった彼も、1歩足を踏み入れた先では
抜きんでた存在には成りえませんでした。
それでもひたすらに、立ち上がり、挑み続ける強さとひたむきさ、
痛々しいまでに身も心も投げ出して、勝負に向かう彼の姿は
ただただ、かっこいい・・・!の一言。
一種憧れのようなものを感じた社会人の方も 多いのではないでしょうか。
もちろん、3姉妹とのエピソードは健在ですし、研究会での交流には笑いを誘われます。
また、学校での先生とのやりとりは、教師側に近い年齢のせいか、
自分には出来なかった、懸命に自己を探す少年を応援したくなる気持ち、
大人の純粋な励ましに共感して、ホロリと来ました。
零くんの島田八段へのかかわり方には、彼に対する敬愛に加え 零くんのやさしさと成長も伺えます。
そんな零くんに島田八段から感謝の言葉がかけられるところは
さりげないながらも好きなシーンとして印象に残っています。
(でも、ここは島田八段の孤独も感じ取られて、心痛いシーンでもありました。。)
濃いけれど憎めない(笑)堂々たる藤本棋竜や、
不思議な雰囲気を持つ天才・宗谷名人もついに登場する、見所満載の4巻です。
女の子にとっては、とうとう香子と出会った3姉妹、特にひなちゃんの
零くんへの想いの変化が、これから楽しみなところかな?
ひなちゃんにとって、零くんはお兄さんのような存在なのか、それとも・・?
ともあれ、女性読者としては、完全に島田八段にぞっこん惚れる巻でした。男ですね。
作者さまへのお願いは、どうか島田八段こそフクフクにしてあげて・・・・・!ということでしょうか。
・・・どうして恋人さんは去ってしまったの?(想像つきますが。。)・・・ 誰か、彼を支えてやって・・・。
けれど、3巻の挑戦者戦の勝利後からこっち、
あのガリガリ具合や、頼りなげな髪ですら 男性の色香が漂って、実にかっこよく思えてしまう。
容姿に関係なく、何かに懸ける姿というのは、美しく野性的な魅力に満ちていて・・・
・・・そう思わせる作者さまのストーリーテラーとして、また画家としての力量がうかがえます。
今後も、零くんと島田さん(&二階堂くん)の関わりと活躍を望みます。
苛烈な勝負の世界、その扉を零くんと一緒に開けて、嵐の最中を垣間見た臨場感あふれる4巻。
最後に才能の片鱗をみせる零くんの成長と共に、
これからが楽しみになってきました。
久しぶりに読み応えのある作品と出会えて、幸せです。