アルトネリコ2 世界に響く少女たちの創造詩
素直に面白い。
前作と比べると、キャラがかなり俺好みになった。好みが各種揃ってる(なにが?とは聞かない)
ストーリーは結構シュールだ!!さまざまな意味で・・。
結構好き嫌いが分かれるゲームだと思うが間違いなく良作だろう。
だがどうしても、突っ込みたい点がある。
心当たりある人は解ってくれる。それは「回想シーン」である。
なにか話しがあるごとに昔を思い出す。話長えょ・・。
あと、ゲームバランスがちょっと悪い。ムスメパスワードしだいでがらりと変わる。戦闘何度も少し低い。隠しボスなどいないのが残念・・。
今回じつは音楽の方はあまり印象なし。このゲームの趣旨なのに・・・。
まあいろいろ不満はあるが、それはどんなゲームも同じ。やってみて損はないと思う作品。結構評価高いし、実際面白い。
アルトネリコ2 世界に響く少女たちの創造詩 設定資料集
ここまで濃い設定資料集は初めてみました。
読んでからゲームをやると
かなり違った楽しみが生まれますね。
画集みたいなものをイメージしていましたが、
読み物として楽しめる良作だったと思います。
大半は開発サイドの提供なんでしょうけど、
ここまで裏舞台を作り込んで
サイドストーリーなどを充実させるなら
ゲーム中のイベントにしてくれればいいのに…
それにしても文字量に驚きます。
紙質が厚くてキレイなのはいいんですが
本が重すぎ、かつ開きにくいのが難点でしょうか。
もっと薄い紙にするか、
画集と設定資料集とで分けて
読みやすくしてもらえると嬉しいですね。
アルトネリコ3 世界終焉の引鉄は少女の詩が弾く (特典なし)
サキ・トゥルーエンドで1周しました。難易度ノーマル、ほぼ全ての戦闘で逃げなかったので50時間ほど。平均レベルは70程度でした。
前作・前々作の1・2は一応プレイ済ですが、一部の細かい物語はあまり覚えてませんでしたので、事前知識なしでもokと思います(有ったほうが良いのは確かですが)。
正直に言えば、3Dグラフィックやゲーム部分そのものの出来(革新的・先進的・技術的面白さがあるかという意味で)は、☆3くらいかもしれません。
最近は国内外問わず高品質なゲームが数多く出ていますから、それらと比較すると劣る面は目立ちます。
しかし、私が感じるこのシリーズの魅力はそういう部分ではなく
・神秘的で独特な世界感
・単にキャラとして登場するだけでなく、ヒロインと「精神的に」一体感を向上させて成長できる数々のシステム
・細かいイベント時(宿屋に泊まる、アイテム調合する等)の丁寧な会話描写の多さ
・想像以上に練りこまれた、魅力的な人物設定や世界設定
・これらを上手く活かしたストーリー
・効果的で強烈に印象に残る「詩」と良好なBGM
といったものです。
デバッグモードの消し忘れや単調になりがちな戦闘、フラグ管理の甘さ等ありますが、
プレイ後は上記のシリーズの魅力がいつもと同じかそれ以上にあり、むしろこれらに勝るくらいだと感じています。
購入前に思っていた以上に、中身は間違いなくアルトネリコの3作目といった出来。
萌え要素やアニメ的なノリはいつもよりも多め。評価の高いヴォーカル曲の数々も、人を選ぶ部分はあります。
しかし、これはアルトネリコ。見た目以上に話の根はしっかりしています。
肝はやはり、どれだけこのゲームに入り込めるか。
パッケージ絵やCM・PV映像などを見て嫌悪感が無ければ、ほぼ問題ないでしょう。
できれば他人の邪魔が入らない環境で、まとまった時間があるときにプレイするのをオススメします。
花帰葬 SOUND TRACKS
携帯版で初プレイし、先日PSP版を購入して今回PC版のサントラを購入しました。
ゲームとCDを聞き比べましたが、やはりPC版の方がイイです。サントラを聴いて泣きそうになりました。一番最初にPC版を聴いてしまった自分としては、アレンジされたほうがどうしても違和感を感じてしまいます。
PC版はボイスがないだけに、ストーリーの物悲しさを音楽がより一層引き立ててくれているような気がするんです。
花帰葬を知らない人でも、ぜひ聴いてもらいたいです。
廃墟と楽園
お店ではなかなか手に入れにくい志方あきこの貴重にして伝説的一枚。初々しさとインディーズらしい良い意味でのショボさがあります。
●長所
・比較的古いCDでありながら、“ロマの娘”などは今でもライブで使われるほどの名曲。おそらく本人にとっても大切な一枚なのでしょう。
・志方のファンなら欠かすことのできないくらいの価値と意味のある一枚です。
●短所
・今の志方と比べると、当然ですがかなり劣ります。まぁ、曲自体の優劣はつけにくいんですが、なにしろインディーズ時代のものですし・・・
単純にいい音楽が聴きたいとか、志方を初めて聞くという方には正直お勧めしがたいです。ただ、志方がもともと好きな方なら、拙さの中に今も受け継がれる志方らしさというか、彼女の音楽のエッセンスのようなものが垣間見えて面白いかと思います。