リアルタイム・シンガーソングライター
入り口はドラマQ10でした。
ずっと曲が気になっていたのですが、
最終回で初めてしっかりと「ほんとのきもち」を聴き、
もう号泣でした。
ものすごい握力で心をつかまれた。
歌詞がリアルで響く。
「それでも生きていかなきゃならない」んだよなぁ。
彼の声の熱が伝わって胸が熱くなる。
叫びたくなるんです。
言葉が胸にがつんと届く、そんな歌ばかりです。
「福笑い」も好きです。「少年であれ」もいい。
熱くて、優しい。
そばに立っていてくれるような、引っ張りあげてくれるような。
いろいろ大変な今だからこそ響く、大切なアルバムです。
リアルタイム・シンガーソングライター(DVD付き初回限定盤)
2010年の秋に放映されたドラマ「Q10」の
エンディングテーマ「ほんとのきもち」がすごく心に響き、
印象に残りました。
それ以来、高橋優君を注目しています。
You Tubeで「こどものうた」「素晴らしき日常」を聞き、打ちのめされ、
「少年であれ」は何度聞いても涙がこぼれます。
高橋優氏のすごさは、
彼の感性から生まれる
一筋縄では行かない、けれど真っすぐで真摯な歌詞、
そして、メロディーの良さにあると思います。
アコースティックな音がすごくいい。
アコースティックでない音もいい。
感性が研ぎすまされていて、
真っすぐで真摯な歌詞を書く人は
少なくありませんが、
それを心に響くメロディーに乗せるというのは至難の業であり、
それが全曲、心に響くというのは、ものすごい。
彼の歌は、歌詞とメロディーが
相乗効果のように相まって、心にガンガン響きます。
彼は単純に善悪を分けるのでなく、
彼自身、そして人間の闇に対して怒りを抱き、悲しみ、心を痛め、
世界中のすべての人に対して、
でもきっとまだ大丈夫なんだと、まっすぐな目で歌いかける。
大げさかもしれませんが、
彼の歌は、これからの日本、そして世界を、
きっと良い方向に導いてくれる
大きな一つだと確信しています。
DVDの「ニューヨーク路上ライブ・ドキュメンタリー」や
インタビューを見ると、
実に良識ある普通の青年です。
こんなに凄い歌を作って歌っているのに、
普通、と言う所がまた、彼のすごい所であり、
素晴らしいところだと思います。