俺たちの旅 三十年目の運命 [DVD]
俺達の旅 30年後。TV放映版。
いろんな感じ方がある。
物足りなさを感じた人も多いと思う。
なんで十朱幸代なん?なんで白い水着で泳ぐのん?
なんで巨乳のイエローキャブのお姉ちゃんなん?
なんで金沢碧が死んじゃうの?
でも正直言って、私は満足だ。
あの井の頭公園と、富士荘もとえたちばな荘のアパートの階段が見れただけで充分。
30年前・・・俺たちは輝いていた。
間違いなく輝いていた。
俺たちのカースケがいて、俺たちのオメガがいて、俺たちのグズロクがいた。
安定を嫌い、豊かさに嫌悪し、バラ色の未来に拒絶反応を示していた。
正義感にあふれ、貧しさを求め、困難な明日を志向していた。
いつも、親しい奴、身近な人ほど傷つけ、
家族や血縁の濃い関係に背を向けていた。
遠い遥か彼方の存在に擦り寄り、
希薄な虐げられたものに共感していた。
偽善と呼ぶがいい。
甘い幻想と蔑視するがいい。
それでも、俺たちは輝いていた。
甘っちょろい夢でも追い続けていた。
これだけは、言える。
俺たちは、、、
迷っていなかった。
30年後。
知らず知らず、
失くしたもの諦めたものが積み上げられ、
大事な人が去っていった。
鬱に入った。
俺たちの手法が通じない。
俺たちの共通の夢が、共同幻想に終わりかけている。
夢を追い続けていたはずが、
過去に頼っている。
それでもいい。
過去を振り返るのもいいではないか。
過去の輝いていた自分を見て、自信を取り戻す事もありではないか。
ちなみに、
番組のアイドル・・・真弓さん。随分変わってましたね。
何を隠そう、、、
学生時代、
長い髪型がそっくりなことから、岡田○々に似てるって言われたこともありました。
でも、今は私の髪型みたいに短くなってましたね。
・・・失礼しました。
俺たちの旅 Vol.6 [Blu-ray]
第45話・46話(終)のレギュラー2話と、十年目の再会・二十年目の選択・三十年目の運命、が全て収録された贅沢な1枚です。
画質はリマスターしたと言っても、ほぼ当時のままで良くはありませんが、BD特有の長時間収録(393分)を生かされた逸品です。
画質の分、☆一つ減しました。あとは申し分ありません。
俺たちの旅 Vol.1 [Blu-ray]
携帯電話もパソコンもない1970年代の雰囲気が感じ取れそれでも主人公たちは不自由さお感じさせずむしろ現在より楽しそうで伸び伸び生きているのが感じ取れる最高傑作俺たちの旅 VOL.12 [DVD]]]
青春歌年鑑 70年代総集編
60年代後半の生まれなので、青春期は80年代ということになるが、収録曲は全て聴いたことがあります。家族と観ていた歌番組の記憶もあるけれど、その後何らかの形で追体験したのだと思います。それだけ後世に残っているとも言えるし、一世代限定のようなヒット曲が多い90年代あたりと比べると、万人に愛された曲が多い気がします。しかし、あの曲が収録されていない!赤い鳥「翼をください」、井上陽水「夢の中へ」、チューリップ「心の旅」、和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」、バンバン「『いちご白書』をもう一度」、中島みゆき「時代」、ゴダイゴ「ガンダーラ」…。総集編をもうワンセットつくれそうな勢いですが、このレビューに書かせて貰ったので溜飲を下げることにしょう(笑)。ただ70年代の歌謡曲、ポピュラーソングを二枚組36曲で語り尽すことは出来ないと思います。それだけ溢れる曲(想い)があることは「幸福な時代」だったと言えるのでしょう。当時、私は小学生だったのだけど…。 なにはともあれ、素晴らしい総集編だし、70年代を切り取った一つの形だと思います。選曲者と各レーベルに敬意を表したい。
SONGS I
まず、前置きしておくと私は中村雅俊がヒットを連発していた70年代末期ー80年代初期の世代では無い。そういう訳でおそらく私の感じ方は多分他の人とは違うのかもしれない。聞いて特に思う事が、根拠の無い望郷感、ノスタルジーを激しく感じる事だ。まだ考える事さえ定まっていてない時期だったにも関わらず、この時代の中村雅俊の曲を聴くと、幼児時代に過ごした町並み風景が蘇ってくるのだ。根拠は何も無いところがまた不思議だ。
リアルタイムのファンからすれば間違った考えなのかもしれないが、中村雅俊といえば長髪、下駄、ジーパンというイメージがやたら強い。既に時は70年代末期だったとは言え、70年代哀愁フォーク路線を見事に体現していた。
このCDでも一応初期のベストと銘打っているが、実際前半部分と後半部分とでも大きく曲調が異なる事に気づいた。しかも両方とも異なる長所を持っているのが素晴らしい。前半はフォークギター等をメインとした哀愁フォーク路線で後半はデジタル楽器を多用した少し大人な路線とでも言うべきか?特に前半部分は「ふれあい」「俺達の旅」を筆頭に大半の曲が記憶にあった。まだ幼稚園にもなっていない年頃なのに、なんと言うインパクトか。個人的には心の色が一番お気に入りだ。
後半は前述した通り、クリアーなデジタル楽器が冴える大人な雰囲気の曲調で素晴らしい。しかも、大半が私好みのマイナー調楽曲と来れば言う事無しだ。やはり、私が好むする林哲司、鈴木キサブロー等の実力作曲家による所も大きいか?また桑田圭祐提供「恋人も濡れる街角」最初は、ノーマークの曲だったが、聴けば聴くほど味のある曲に思えてきた。正に大人な哀愁ポップスだ。雨の都会が浮かんでくるようで、流石桑田だなと思った。
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