Glider
60年代のアンディ・ウォーホルのシルクスクリーン作品を彷彿とさせる、官能的ジャケがなかなかオシャレで素敵です。1990年発表のシングルです。あれからもう20年も経つんですね・・・
まるで、他者との個体距離をゼロにして、一緒に快楽を求め、心地よく沈んでいくかのような危険な誘惑を惹起させる、この作品世界そのものを反映しているかのような、秀逸なデザインだと思います。
このバンドの特徴は甘美で浮遊感(脱力感?)あふれる女性のウィスパー・ヴォイス&コーラスと、悩ましくもやかましい轟音ギターとの美しいミスマッチが醸し出すサイケサウンドにあります。演奏的には意外にしっかりしたバンドじゃないでしょうか。いまだに愛聴しております。
本作には後で発表された「ラブレス」には収録されていない3曲が入っており、マイバレ好きには堪えられない名盤です。アルバムもこってりして素晴らしいのですが、当時の私には先に聴いたこちらの方がインパクトがありました。
ブラッディ・バレンタイン 完全版 [DVD]
本編開始から数分後にいきなり血の海(笑)
そして物語は10年後へ・・・再びツルハシ殺人鬼が殺戮開始。
スプラッターは勿論、「一体ヤツの正体は誰なんだ!?」的要素も加味されてあるので、
サスペンスとしても結構楽しめる。
ただ終盤で明らかになる殺人鬼の正体、○○がそうなるに至った経緯、理由付けが弱い。
最後の最後までまともに見えるからねぇ、あいつ(笑)
オリジナルも同じだったかな?リメイクだから内容も結末も大幅には変わらないか・・・
81年版をTVで観たのは随分昔だからあんまりよく覚えてないけど。
今度レンタルしてこようっと!
Loveless
とかくギターノイズだサンプラーだと言われる本作ですが、何より楽曲が良いからこそのlovelessだと思うのです。
確かに物凄い時間と金をかけて作ったのは聴いていて感じ取れる部分もあるけれど、それは全体ではない気がします。
この作品を覆う浮遊感、そこに漂流する美しい歌声と不思議な言葉、その隙間を縫うようにして這う不協のギター、
どれもまさに優れたポップセンスのなせる業です。
決して大衆性を失わないところにこそ、この作品のポップアートとしての本質があると思います。
それにしてもこの一貫性と統一感は凄い。唯一無二の音像です。
是非初心者の方も気軽に手に取っていただきたい一枚です。
ブラッディ・バレンタイン[完全版] 【VALUE PRICE 1500円】 [DVD]
自分自身「スーパーナチュラル」のファンでジェンセン・アクレスが大好き。日本語吹き替えも「スーパーナチュラル」の東地宏樹さんで大好きなホラー映画ときたもんだから即買いでした。とにかくジェンセン・アクレスがかっこいい。魅力MAX。観て損はない。