BOOMANIA ~THE BOOM SPECIAL BEST COVERS~
BOOM ファンなら買って損はない!!
色々なアーティストが、原曲とはアレンジを変えて
歌っているので、新鮮な感じも受けます。
BOOM の曲を小田和正さんが歌っているのは、
なんとも言えない新鮮さがあります。
自分的には、MINMI の星のラブレターは、
神アレンジです。
Piano Nightly
題名の通り、夜にひとり部屋の中や車の中で聴くことが多いです。矢野さんの歌う”虹が出たなら”とても優しく、”愛について”は聴いていると少しほろ苦く透明な気持ちになります。このCDを聴きながら過ごすひとりの時間は私にとってはとても心地よい時間です。
しいちゃん (おはなしのたからばこ 28)
敬愛する歌い手友部が文を書いた絵本。
しいちゃんは自分がもう一人いればいいと思っています。だって、それならいつも一緒に遊べるから。
春、河原で遊んでいるしいちゃんのところに、黒い服にマスクをしたおばさんが近付いてきて、二人は一緒に遊びます。花粉症だそうです。おばさんはまるでしいちゃんのことをおとうさんやおかあさんよりよく知っているかのようで、とても楽しい。おばさんの声も姿もしいちゃんいしかわかりません。
そうして春になるとやってきていたおばさんはしいちゃんが十七歳になったとき、タンポポの綿毛になって飛んで行きました。
もう大丈夫。しいちゃんはそれから色んな旅を経験し大人になります。
月日は流れ、花粉症になったしいちゃんは春にマスクをして、ひとりぼっちで遊んでいる女の子に声をかけるのでした。
友部の、ユニークな世界の切り取り方は未だ健在。でも歌よりちょっと弱いかな。
沢野ひとしが良い仕事しています。
“1976”
他の盤とダブり、レビューが消えていましたね。
発売当時から、禁止と裏表で語られる盤。
90年代からの再発盤は、1曲目と10曲目が新録音です。
1曲目、何故未発表になってたか理解に苦しむ佳曲。
10曲目、上記スタッフでの再録音。
オリジナルヴァージョンは、ベスト盤で聴けます。
これ以前の録音でしたら、最新楽器を駆使して、
今となってはやかましい音楽になっていたように思います。
最近録音し直すと、オリジナルとの差が埋めがたくなるでしょう。
この盤の塩梅でちょうどよく聴けます。
ハイライトの7曲目。
今は無くなってしまった小樽の宿、屋根の上で、2000年に旅人と歌い通したのを
今となっては歌っておいてよかったと思っています。
聞き返すたび、一人旅にふらりとしたくなります。