ONE-愛になりたい- 4 (集英社文庫―コミック版)
お互い好き合っているのに、いつもすれ違ってしまう拓実とさちよ。
ここまで傷つけ合う必要(?)があるのかと思うくらいです。
相手のことを思いやって失敗したり、物事を考えすぎたり、他人に
傷付けられても前向きでいられたり、思い込んだら一直線なところ
が高校生というパワーなのでしょうか。
この4巻でようやく同じ高校に戻り、ハッピーエンドと思いきや、
やはり最後まで色々とある2人。
でも読み終わると、懐かしいような温かい気分になります。
バラッド3 ~the album of LOVE~
私はこのアルバムを、だいぶ前に母親から借りて聴きました。今もこのアルバムを聴きながらレビューを書いています。実は私が邦楽に興味を持ったのはこのアルバムがきっかけでした。それからサザンを含む色々なアーティストの曲を聴くようになったのです。
このアルバムは、収録曲が全体としてまったりした湘南の雰囲気を体現しているようで、聴いていて非常に落ち着けます。癒されると言ってもいいかもしれません。リラックスできるんです。
しかし一方で、『希望の轍』や『LOVE AFFAIR』と言ったややテンションの高い名曲も収録されており、そちらはそちらでまた別の愉しみを見つけ出すことができます。
また、バラッドと銘打つだけあって、バラード系の曲も充実しています。個人的に好きな曲は『逢いたくなった時に君はここにいない』、『素敵な夢を叶えましょう』などです。物悲しくなると同時に、はじめに書いたように、どこか落ち着けるのです。
もう一つ付け加えると、これはサザンのどのアルバムにもいえることですが、この値段でこれだけの曲が聴けるというのは非常にお買い得です。他のアーティストなら、これだけの曲を聴こうとすれば優に倍の値段はかかります。サザンの皆さんの、商売よりもファンの方々に曲を聴かせたいんだ!という思いが伝わってくるようです。
このアルバムを聴いて、皆さんに合った曲を見つけてください。
さらば愛しの大統領 [DVD]
仕事の疲れがたまった日の夜中、何もやる気が出なくてごろごろしている週末、この作品を観ましょう。
「はぁ?」「なんやねん」「あほらし!」と関西人でもないくせに関西弁でつっこみを入れながら、馬鹿笑いしましょう。
ストーリーはナベアツが大統領になって、あほらしい政策を始める中、暗殺計画が・・・刑事の宮大とケンコバが犯人を追う。
こんなすごい俳優さんを、こんなギャグで使っていいの?!という場面が続々。豪華キャストのボケも見所です。
減点は、取調べシーンが意味なく長い!!
TVアニメーション「セイクリッドセブン」オリジナルサウンドトラック
TV放送を観ていた時から惹かれるBGMばかりだと思いましたが、とくに場面を盛り上げてくれていたのが戦闘BGMでした。
サントラが手元に届いてやっと聴く事が出来ましたが、やはり音楽のみで聴いても格好良いです。
アルバムの曲の並べ方も本編をなぞるようで素敵ですね。
終盤のクライマックスに向けて上りつめていくような流れも最高です。
日常BGMもさわやかで気持ちのいい音ですし、戦闘BGMも格好良い。加えて、OP・EDのTVサイズが収録されていて、
さらに中島愛さんによる劇中歌が2曲も収録されています。かなり満足のいく1枚だと思います。
セイクリッドセブンの楽曲を思う存分楽しんでください。
Young Love
私はこのアルバムが出た年にサザンのコンサートを見に行きました。92年のツアー「歌う日本シリーズ」が取れなくて悔しい思いをしたので想い存分エキサイトしました。
多くのタイアップ曲が入っている中でお気に入りは1曲目の「胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ」は桑田さんが出ていた某輸入車のCMで使われたインパクトの強い曲です。3年後に行われたサザン初めての4大ドームツアーのときは金原千恵子さんのバイオリン演奏に合わせて歌っていたのがかっこよかったです。
数多くのナンバーの中で泣けるのは「心をこめて花束を」で、当時会社を辞めて自分探しをしていたときでこの歌詞と似たようなことがありました。それゆえにすごく考えさせられました。
SMAPの香取慎吾くんが出ていたドラマの主題歌「愛の言霊」もいい味出していますよ。