空想科学世界 ガリバーボーイ 【PCエンジン】
期待して予約してすぐに買ったのを思い出す。
ゲームで動くアニメーションにまず感動。
PCエンジンで、ドット絵で動くものがあったけど、アニメーションムービーを見た作品は数少ない。
お話の面白さやキャラクターの個性にもひかれ、すぐにプレイしすぐにクリアした。アニメと若干話しが違うところがあるのだが、ゲームのほうが発売は先だったはず。
今買うなら断然サターンのをすすめるけどよくPCエンジンでここまで作ったなぁと。
筒美京平GSコレクション
一時期、「GSを歌謡曲(というか、演歌寄りの)路線に走らせた張本人は筒美京平だ!」、という見方があり、実際、京平さんが昭和43(1968)年の、それも秋以降にGSに提供した楽曲の多くは、「さよならのあとで」「恋人たちにブルースを」など(ここには未収録の「スワンの涙」も)、かなりあからさまにムード歌謡チックだったわけだが、プロの作曲家としてもかなり初期の作となる「涙をふいて」「星に告げよう」に始まり、GSブーム全般にわたって楽曲を提供し続けてきた京平さんのバラエティーに富んだ作品群の多くを、おおむね年代順に収録したこのコンピレーションを聴けば、そんな単純に言い切れるもんでもないことが、きっとわかっていただけるんじゃないだろうか。
楽曲そのものが充実している中、あえて難点を挙げるとすれば、ヴィレッジ・シンガーズの「バラ色の雲」と「好きだから」が、アレンジは変えてあるもののあまりやる気が感じられない(しかもメンバーチェンジ後で、すっかり地味になった)サベージによるカバー版での収録になってしまったのは残念。この盤のメイン的存在といってもいいオックスの、それも代表的なヒット「スワンの涙」が(おそらく、あえて意図的に)選曲から外されていることを考えると、このヴィレッジの分の2曲の収録に関しても、あまりこだわらなくてもよかったような気がしないでもない。
ちなみに、京平さんには編曲のみを担当したGS作品もあり(スパイダース「真珠の涙」、ブルー・コメッツ「草原の輝き」。どちらも名アレンジ)、それぞれベスト盤などで聴くことができる。
空想科学世界 ガリバーボーイ (JUMP j BOOKS)
この小説の第一章部分は雑誌掲載版を引用したもので、
そこに後の部分を肉付けした短期完結構成になっています。
そのためページ数の制限が定まり、
第一章で潔く故郷を旅立った主人公が第二部であっさり帰還します。
更に、共に旅立った仲間は何故か主人公より先に故郷で敵と戦っています。
このようにストーリーのテンポがギクシャクしていて腑に落ちませんが、
熱血な主人公達や仁義のある敵などの輝きのあるキャラクターの存在や、
いたるところに散りばめられている名言は五臓六部に染み渡ります。