死ぬのは嫌だ、恐い。戦争反対!
いやーまさかスネークマンショーがCDで復活していたなんて。しかも「愛の戦場」まで入っているとは!これは奇跡に近い。初めて「愛の戦場」を聞いたとき私は高校生だったが、よくまあこれだけのブラックジョークが作れたもんだと感動していた。しかも某新聞紙上で特集も組まれており当事は賛否両論で日本中が大騒ぎ(ちょっと大げさに言い過ぎましたが、特集記事が組まれたのは本当です。私は読んだ記憶があります)。21世紀の現代に地上波放送で流したら、プロデューサーは間違いなく更迭されるね。
はっきり言って「愛の戦場」だけでもこの値段の値打ちはあるよ。これを越えるのはスタンリー・キューブリックの「博士の異常な愛情」しかない!
ちなみに「愛の野球場」に登場する「コバヤシ」クンは当事の「江川事件」で巻き添えを食った小林繁投手(巨人→阪神)をパロディに使ったんだろうなと推測します。
それにしても、愛と戦争の究極のアルバムです。
スネークマンショー 海賊盤
最初は、カセットテープのみの発売で、包みは誰が見ても「ムードンコ(逆に読んでね)」のパッケージそのものという、それだけでも話題をさらった作品。楽曲は短いYMOメドレーのみ、あとはスネークマンショウのギャグのオンパレード!大きな音でお姉さんや母親に聴かれると、聴いている本人の人格が疑われるような、ギリギリの危険性をはらんでいるので、大きな音で聴きたければ(小さなささやき声なども含まれているのでだれでもそうしたくなる)ヘッドフォンか、部屋を閉め切って聴きましょう。大好きな「ジャンキー大山」のコーナーが短く入っており、ラジオ放送されたギャグが懐かしく、時代を超えて笑ってしまいます。「らたまいしゅう」
よりぬきスネークマンショー 「これ、なんですか?」
「スネークマンショー」あらため「それゆけスネークマン」として1978/4/3から「生島ヒロシの夜はともだちおーいきいてるかい」内再スタートしたという‥へぇ。そうなのか。うー、このころはまだ生後3ヵ月だったアタクシからすれば、このラジオ放送をタイムリーに聞いていた方々が本当にうらまやしい。確かに活字になるとちょっとわかりにくい部分もあるけれど‥いやいやどうして。この本を肴に、CDを聴けばいいんだから。「スネークマンショー」「スネークマンショー・アンソロジー 」「死ぬのは嫌だ、恐い。戦争反対! 」特別付録として:ラジオスネークマンショー1976~1980の(不)完全選曲リストがあるのも素敵。全部聴いてみたーい!!
スネークマンショー「楽しいテレビ」 [DVD]
VHS発売と同時に購入した私は当時熱狂的なファンだった。だからその分辛口になっちゃうんだけど…随分とガッカリした記憶がある。というのは当時の値段が¥18000くらいで、過度の期待をしてしまったから。大体レンタルなんて当時なかったしw思えばガキがよくそんな大金はたいて買ったよなと今では懐かしいけど、それだけ彼らは面白かったんだよね。トンガってたし。。でも今観るとどうだろう??値段が手ごろだから当時の若い彼らをまた観たいなという衝動にかられてるのも事実ではあるけど。ショートコントがたくさん散りばめられてる本作、記憶を辿ってみれば・・・ニュースキャスター(伊武雅刀)の電話での子供との絡み、いとうせいこうのラリった青年、深夜の街で何かが起こっている!とのレポーター…等々20年以上前に観たきりなのに、色々思い出してくるのも本作のインパクトの強さたる所以だろう。過度の期待をせず「ゆる〜い」気持ちで観るといいのかも。それがスネークマンの楽しみかただしw
スネークマンショー(急いで口で吸え!)
YMOのモノラル録音から始まり豪華なゲスト陣と奇抜なアイデアの集大成!!ユーモアや様々センスのサウンドが流れる。今からいよいよ80年代が始まるという喜びが伝わってきそうな名盤中の名盤です!!
今もそうですが、お笑いのセンスがいい人はとても賢い人の証拠ですからまさに聞いてるといろんな所に隠されたアイデアが豊富で贅沢なエンターテーメントのアルバムです。大ヒット咲坂と桃内のごきげんいかがワンツースリーも収録です