杉山清貴&オメガトライブ CORE BEST TRACKS
オメガトライブの曲は、歌詞が重視と言うよりもメロディー重視ではないかと私は思いました。AORが流行った80年代を代表するグループだと思います。プロデューサーはもちろんですが、何よりも作詞家と作曲家が時代を担った人達である事がこのグループを青春の1ページとして残してくれたのではないかと思います。今の十代から二十代の若者にもAORを聴いて何かを感じてほしいですね。
ずーーっとずっと、夏
なんで3部作なんて言うのか?誰が言い始めたのか…?
こんなにも素晴らしいアルバムを作れる実力者・我ら愛する村田和人。
この「ずーーっとずっと、夏」1曲目の最初の20秒で、初めて聴くのになんとも懐かしく、
喜びを叫びたい気持ちと同時に、嬉しさで泣けてくる…。
NOW RECORDING+、ずーーっと夏、そしてこの「ずーーっとずっと、夏」で3部作というなら、
間違いなく「ずーーっとずっと、夏」は最高傑作!
村田さんのバラードはどれもしっとり切なく響きますが、
6. 堕落の夏 9. Rin-Tin-Tinにはなれない の2曲は作詞の安藤さんと田口さんの優しさあふれる詩をを見事にメロディーに仕上げていて、
ほんとに泣けます。
1. Life is Fun 8. 夏が終わらないうちに 10. High School Band これら3曲のドラム音から入る全く夏なサウンドは、
今年の夏はこの3曲で決まり!と思わせる出来です。
それなのに、3部作なんて言ったらこの先何年新作のリリースはないんだっ!?って思ってしまいます。
NOW RECORDINGが出るまで何年待ったと思ってるんだ!
ずーーっとずっと夏が出たばかりなのに、次のリリースが待ちきれません。
誰もがそう期待する最高のアルバムです。
終わらざる夏 上
一見、浅田次郎らしからぬ小説、かもしれない。
主人公だったはずの片岡が中盤まったく登場しなくなるし、とにかく出てくる人物が多い。
「北千島に残された帝国陸軍最後の精鋭戦車部隊が、終戦後にソ連と戦う」
という「血わき肉踊る」小説を期待していると、肩透かしにあう。
だが、途中から著者のもくろみがおぼろげながらわかってくると、止まらなくなる。
著者が書こうとしたのは、特定の「誰か」にとっての戦争ではない。
「戦争」そのものであるからである。
日本側の死者300万。だが、それは決して世界の中で「多い」数字ではない。
ソ連側の死者は、一説によると2000万を超えるという。
誰が勝者で誰が敗者なのか。
わかっているのは、「死者は語れない」ということだけだ。
物言わぬ死者のために、浅田次郎は「戦争とは何か」を代弁してみせた。
300万という「数字」を、ひとりひとり、血肉のある「人間」として甦らせた。
あの極限状況の中で、市井のひとりひとりが、どれだけ人間としての尊厳を守り、
どれだけ、最後まで「人間」であろうとしたか。
読み進むほどに、涙が止まらなくなった。
いつもの「浅田節」はむしろ、控えめであるのに。
函館高女の女子高生たち400人を無傷で戻そうと尽力する
日魯漁業の社員と兵士たちのエピソードが、唯一の光明となって
胸に明るい灯をともす。
「また遊ぼうね。――戦争が、終わったらね。」
8月15日が近づいてくる。
「終わらざる夏」の登場人物たちに降りかかった出来事は、
決して他人事ではない。
戦争は、始まってしまうのではなく、私たちが始めてしまうものなのだ。
決して、彼らの犠牲を無駄にしてはならない。
強く、そう思った。
原味の夏天~僕たちの終わらない夏 DVD-BOX
とにかくロイ・チウが夏の海にぴったり。焼けた肌と素敵な笑顔。見た人みんなロイの夢中になりそうです。このDVDは買って損なし!何回見ても爽やかで見た後幸せな気持ちになれますね。ロイの歌声も聴けるのでかなりいいです。
レイニー・ヤンもすごく可愛いし、他の仲間もかなり良い。背景も素敵で見る価値ありのDVDBOX
おおきく振りかぶって ~オレらの夏は終わらない~ イベントDVD
私はこのイベントに応募して運良く当たって行くことが出来ました。
行けなかった友人も居ますから、行けなかった方々の無念の思いもわかりますし、DVDでもいいからイベントを見たいというファンの声があるのも解ります。
また参加できた者も、あのイベントをもう一度見たいという気持ちもあります。
だから私もこのDVDを買いました。
でも……なんだか腑に落ちないモヤモヤとした気持ちが残るDVDでもあります。
元々このイベントは、DVD購入者への感謝のイベントだったはずです。
だから抽選ではありますが無料ご招待のイベントでした。
来ていた人たちはみんなDVDを購入して応募して当たった人たちです。
でもイベントの方は、当初からこのDVDを一般販売するという大人の事情で、DVDに編集しやすくする為に、(会場に居た人なら解ると思いますが)イベントの最中に「映像上映中は静かにしろ」などという茶々が、壇上に出演中のキャストや司会者に入って場がしらけたり出演者の発言に修正が入ったり……と、イベントで楽しんでいるお客よりも、DVDを売ることしか考えていないスタッフの思惑に満ちたイベントで、「え?このイベントは私達への感謝のイベントではないの?」と頭をひねる場面が多々ありました。
またこのDVDの価格設定にも疑問があります。
そういうファン感謝の無料イベントを、見ることが出来なかったファンの人達へも見せたいという気持ちで発売してくれるというのならば、もっと安価にしても良かったのではないでしょうか?
3000円台が妥当な価格設定だと思います。
出演されたキャストの方々のファンへの感謝の気持ちはものすごく伝わった良いイベントだったのに、製作サイドの思惑が金儲けにしか見えないものだったのがものすごく残念です。
商売としてのDVD商品と、ファン感謝のDVD商品を住み分けてほしかったです。