華国神記 奪われた真名 (C・NOVELSファンタジア)
洋・和・洋ときて新作は初の中華風。
同じようなものばかりではなく、色々な作風を書いてくれる作家さんは好きです。
読み終えると1話完結のような形だったので、前回の翼シリーズとは違い、
魂葬屋やオルデンベルクのようなシリーズ展開になるのかな。
初っ端から謎だらけ。気になる伏線テンコ盛りです。
正直、最初はあんまり面白くないなぁ〜と。(スミマセン)
春蘭は仲望の『死んだはずの兄』を捜しに来たはずなのに、
子女誘拐事件に巻き込まれるあたりで、
こういった展開にするって事は、そこ(仲望の兄)に辿り着くまでの
道は遠いんだろうな・・・あ〜あ。なんて思いました。
が、誘拐事件決着後の春蘭が語った真相に、本当に驚きました。
いやぁ〜まさか、あの人が。
春蘭はもう会うことは無いって言っていたけど、、、
仲望の身分と言うか立ち位置的に、まだ何らかの関わりがあるのではないかとか、
『彼』の心が少しでも癒されるのではないかと、淡い期待をしてしまいました。
今回、ヒロインの春蘭は終始大活躍でしたが、ヒーローの仲望の
活躍が(あんまり)見られなかったので、次は仲望ターンに期待☆です。
華国神記 - 妖霧に惑いし者 (C・NOVELSファンタジア)
とりあえず今作はキャラクターが◎ キャラ萌えバッチリ出来ます!
最低でも1人はお気に入りの男性キャラが見付かると思いますよ。
で、シナリオの方ですが、流れがスムーズでサラサラッと流し読みできます。
会話文は見ていて楽しいし、主役の職業が個性あって中々に面白いwww
前作で「何か仕事したっけ?」なヒーローも、今回はバッチリヒロインを守ってくれちゃいます!
ただ少し気になる点が……流れがすこ〜しだけ前作に似てきました。
前作のときは伏線を序盤からガンガン張って、結局回収出来ておらず……な状況でした。
今作も良くわからない伏線がチョロチョロっと出始めて……どう纏めるのか凄く不安。。。
キャラ萌えは良いものの、肝心のシナリオが行き先見えず不安なので、☆4つです。
<お詫び>
レビューを再確認したところ、前回の書き込みは完全に文字化けしていたようです。
閲覧した方には大変なご迷惑をおかけしました。すみません。
20世紀の音楽遺産~軍歌(2)IMMORTAL WAR-TIME SONGS
超優良、とはまでは行きませんが、
優れた軍歌のCDであるといえると思います。
軍歌CDを買い始めて、3枚目、4枚目ぐらいで買うと良いです。
優れているわけは、「戦前録音と戦後録音」、「良質音源と劣悪音源」、
「有名曲とマイナー曲」がそれぞれ混交されて収録されているものの、
全体として優良な音源が多いからです。
特に優良な録音としては、
「日本海海戦」「橘中佐」「如何に強風」「艦船勤務」「陸軍士官学校校歌」。
すべて戦後録音ですが、原曲のイメージを損なわない、
優れた録音であるといえます。特に「陸軍士官学校校歌」は秀逸。
他にも「江田島健児の歌」は全番を歌い上げている点で評価できます。
逆に劣悪なものとしては、
「血潮と交えし」「上村将軍」「ブレドウ旅団の襲撃」。
曲名としてはマイナーであり、そこに収集家は引かれるかもしれませんが、
これらは元軍人のアカペラによる戦後録音です。
アカペラというと聞こえはいいかもしれませんが、
実際は聞くに堪えない素人の合唱に過ぎません。
どうしてこんなものが収録されているかというと、
昔キングがこのアカペラだけの軍歌集を出したのですが、
それがおそらく売れなかったので、ここに曲目をうめるために
出てきてしまった、というわけです。いわば不良債権ですね。
それ以外の曲は標準的なものです。
あと、「星落秋風五丈原」は、諸葛亮を題材にした土井晩翠の
かなり長い詩の一部に曲をつけたもの。
詩自体は難解な字句の連続ですが、
三国志がお好きな方は楽しめる曲です。
華国神記 - 虚空からの声 (C・NOVELSファンタジア)
2巻のラストが気になってたので3巻が発売されると聞いた時は嬉しかったです♪ さて、物語の前半は春蘭が仲望を避けまくってます(笑) 国中に広まった疫を何とかしようと春蘭が動きます。華安の守り神のもとに行くと決めた春蘭に半ば無理やり着いてく仲望です。怪我も回復してないのにやっぱり足手まといになってしまいました春蘭と仲望の2人だけの会話にドキドキしました。いつもの仲望と違いますよ〜(笑)春蘭がおされてタジタジしてますしネ。 華安の守り神を救う為に春蘭は危険を承知で守り神の力を使います。 格好いいです。 早く春蘭と仲望がもっと親密な関係ならないかな( ̄◇ ̄;)♪