ベスト・ピアノ100
以下のような方には超おすすめ
1.ちょっとクラシックが好きな方、でも同じ作曲家を1時間聞いているとちょっと飽きてしまう人
2.車を運転しながら、家事をしながら、本を読みながらら、勉強しながら、仕事をしながらクラシックを聞く方
メリットとしては
1.広範囲にわたっている。まともにそろえようとすると数万円、もしくは数十万円かかってしまう曲揃え
2.いろいろな曲が入っているのでとにかく飽きない。
デメリットとしては
1.好きな曲が必ずしも入っていない(例えばラモー)←他のシリーズにあるのでしょうか?
音質に関していえば音質が悪いというより古いといったほうが正確ではないでしょうか
最高の音質のものをこの価格でこれだけかき集めるのは版権などの問題で不可能だと思います。
そもそも作曲家や演奏家からして見れば自分たちの作品がこれだけばらばらにされ、かき集められることに賛同するとはとても思えません。ある意味、このシリーズは作曲家や演奏家を侮辱しているとも言えます。
本当に聞き手優先の(あるいは売り手優先の)企画だと思います。
だから、聞き手にとっては超お買い得
POCKET MUSIC
仕事の関係で2年間生活した名古屋は、とても好きな街だ。特に車があると快適に過ごせるのだが、そこで知ったこのアルバムは私の名古屋での生活の側にあった貴重なものだ。ひょうきん族のエンディングともなった「土曜日の恋人」は雨の名古屋の夜を想起させ、続く表題曲「ポケット・ミュージック」は名古屋(緑区鳴海あたりがGood!)での夕立後の雨上がりの情景を余すところなく表現しているようで、名古屋時代最良のイメージの一つだ。失恋した女性を歌った「シャンプー」も、名古屋で知り合ったある女性とイメージが重なり合う。というように、私の中では、何から何まで名古屋時代を美しく豊かに彩ってくれた作品なのである。