機動戦士ガンダム 劇場版総音楽集
いわゆる『ファーストガンダム劇場版』のサウンドトラック盤です。総音楽集と銘打つだけあって、その収録曲数は半端ではありません。(CD4枚組です)音楽になっていない短い曲から、お馴染みの主題歌まで音源と呼ばれる物が可能な限り収録されています。どちらかと言えばマニア向けといった商品ですので、買う時はそれなりに覚悟(?)が必要かも。公開当時、映画館で見ていた方からDVDで『ファーストガンダム』を知った若い人まで、興味を持たれたのなら買ってもイイと思います。(と言う事で星4つです)
その時の空
聞いてみて気がついたんだ
この歌は大阪を歌った歌ではなく、
自分の住んでいる町をがんばれと歌っていることに
気がついた
大事な故郷を
その時涙が...
子供達の声が、よけい心を打つ
これをこの震災で原発事故で町を、家を失った人々に送りたい
がんばれ
たかじんのそこまで言って委員会 超・国防論(2枚組) [DVD]
当番組をご存じない方は、TVタックルの関西ローカル版と考えればよい。違うのは、やしきたかじんという関西芸能界では影響力随一のおっちゃんが、番組を仕切っていることだ。
東京発の全国放送という統制から外れているため、東京にはない“過激な”パネラーのやりとりが楽しめるのが、日曜午後に20%近い視聴率を叩き出している理由だ。田嶋陽子氏などの左翼論者が、勝谷・宮崎・三宅ら右寄りのパネラーから集中砲火を浴びる痛快な構図だが、「警察力のみで国防が務まるのか」という点で、生放送でもないのに司会はとどめを刺させない。従って、あくまでTVショーと割り切って楽しむことが肝要である(クイック・ジャパン86の取材に、たかじん自身がバラエティだと述べている)。「ケンカでとどめは刺さない」というのはフェミニスト上野千鶴子の議論作法(『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』(遥洋子)より)で、この点、皮肉である。
「”委員会”は、東京“以外で”全国ネットです」と解説する御人もあり、番組HPではご丁寧に放送エリアが日本白地図に色塗りされている。一時期、日テレがゴールデンでの放送を打診したが、東京を敵視するたかじんは却下したという。良くも悪くも、たかじんのワンマン番組であることが番組の特色を生んでいるから、たかじんの知名度は相当低い東京で数字が取れるかはどうかは微妙である。
ところで、この番組をもって「東京は情報鎖国」という人もいるが、笑止千万!関西は情報疎外の陸の孤島に近い。
民放17時台の全国ニュースは、殆ど見られない、
選挙特番では、主要政党幹部の会見中継を途中で打ち切り、ローカル速報、
テレビ東京系の経済情報番組はロクに見られない、…
評者は現在東京の人間だが、関西時代はこの"独自路線"に随分いらだちを感じたものでした。
情報は、ブラウン管の前だけでなく、書籍・ネット・ラジオ等、自ら取りに行く姿勢に左右されます。メディアリテラシーある人間には、このプロレス番組から新たに学ぶことは少ない。この番組で優越感に浸るのは、既存大手メディアに洗脳されているのと五十歩百歩ですよ。この限りにおいては結構楽しめる番組。
【収録データ】
「国防スペシャル」〜自衛隊は違憲の軍隊か!?〜2008年11月30日放送
ゲスト:田母神俊雄(航空自衛隊 元航空幕僚長)・松島悠佐(陸上自衛隊 元中部方面総監)・川村純彦(海上自衛隊 元海将補)
「沖縄集団自決問題」〜自虐史観か?史実か?〜2009年2月15日放送
ゲスト:高嶋伸欣(琉球大学名誉教授)・小牧薫(大江・岩波沖縄戦裁判支援連絡会事務局長)・恵隆之介(ジャーナリスト・元海上自衛官)
「いまこそ国益を問え!」〜主張なきニッポン外交を憂う〜2008年8月3日放送
ゲスト:櫻井よしこ(フリージャーナリスト)
【付録豆辞典】
日本国憲法 前文
日本国憲法 第九条
村山内閣総理大臣談話「戦後50周年の終戦記念日にあたって」
沖縄集団自決問題メモ
:歴史教科書”沖縄集団自決”記述の推移/座間味島における集団自決に関して…/渡嘉敷島における集団自決に関して…
Ballad for Woman~女性のためのバラード集~
とうとうたかじんが動き始めました。
歌手活動再開に向けて新たなベストアルバムのリリースです。
CD2枚組みというボリューム。「女性のためのバラード集」というタイトルではありますが「エゴイズム」「泣いてもいいか」「天国はまだ待ってくれる」といった男目線の曲目も収録されます。
内容は
Disk1
1. My memory
2. 泣いたら負け
3. もしも夢が叶うならば
4. 愛することを学ぶのに
5. あんた’96
6. 最後のネクタイ
7. 泣いてもいいか
8. 未練‐STILL‐’96
9. 待っているから
10. エゴイズム
11. この椅子で
12. やっぱ好きやねん’96
13. 夢見る男のために
14. 大阪恋物語’96
Disk2
1. 心はいつも
2. さよならが言えるまで
3. 東京
4. 待ってあげて
5. ICHIZU’96
6. 順子
7. 天国はまだ待ってくれる
8. 最初から今まで
9. 思い出よりこの瞬間
10. Too Far Away
11. 黄昏のベンチ
12. なめとんか’96
13. 生まれる前からすきやった
14. たった独りのアンコール
だそうです。
悩む力 (集英社新書 444C)
非常に読みやすいので2時間もあれば読めてしまいます。
「悩み抜いた果てに横着になる」というのは至極もっともで誠実なメッセージだと思います。
まあ問題は悩んでる途中かもしれません。
耐えられるかどうかの個々人の精神的体力の問題はもちろん、そっと悩ませてくれない悩み続けられないという問題がありますしね。
文化の幅が極めて広いわりにそれを包含する社会の幅は極めて狭いと言われる日本は、
選択肢が多様になっても選びたいものを選ばせない圧力が強いですから、
多様な選択肢の前で立ちつくし一人で悩むことを、
周りの人間だけでなくもう一人の自分が許容し、
誰とも違う自分の孤独を引き受けることができるかどうかで、
悩み抜くことができるかどうか決まるのかもしれません。
この本を読んでそんなことを考えてしまいました。
著者は他者や社会からの承認が欲しかったとのことですが、
俺自身は他人から承認されることより自分自身が心底納得したいという欲求が強いです。
まだまだ著者のように悟れないので悩まないと…
悩むことに罪悪感がある人にお勧めです。