TARZAN(初回限定盤)(DVD付)
「踊れるロック」をテーマとして作られた今作。DiscoTwinsと組んで以降、吉川晃司はディスコにはまっているようだね。
タイトル曲のTARZANはまさにテーマを体言する踊れるビート。ハイハットの音が泣かせる!ターザンの原題はThe King of Apesなんだそうだ。ジャングルの王者じゃなく、猿の王者だったんだね笑。プレデターはビリーアイドルを意識して作った曲。あまり好きじゃないライトロック。シングル曲ベイビージェーンはロッドスチュアートのDa Ya Think I'm Sexy?を参考に作ったそうな。確かに似ている。春っぽい曲。Honey Dripper、吉川御大はほんとにHoneyとDripperが好きなんだね笑。ボディコ〜ンて言っているのかと思ったらBody Callだった。Modern Vision2007はCOMPLEX時代の曲。昨年のツアーでも演奏された。こうアレンジされるとディスコだ。Love Flowerはブライアンフェリーとデイビッドボウイを意識したそうだが、ピンキーオイスターに被る・・。俺はこの歌い方の吉川晃司があまり好きじゃない。
ジャスミンはすーっと体に入ってくる春向けの弾んだ曲。かわいらしい。作り方がうまい。サバンナの夜-ALBUM MIX-、シングルをよりヘヴィにアレンジ。聞き込んでいくといい曲だなあ。Banana Moonlightのイメージは月に向かって遠吠えしている狼の絵だそうな。そうかなあ・・・?始まって1分の間、歌が始まらない・・・つか歌詞が少ない変わった曲。ONE WORLD-ALBUM MIX-、これですよ。今回のアルバムで一番良かった。既に仮面ライダーカブト劇場版の主題歌としてシングルリリースされていたが、ピアノではなくギターで始まる。これ、改めて名曲だと思ったなあ。天才だ。ムサシはターザンの独りよがりの部分も出すために書いたと。まぁ、、いんじゃないでしょうか。でもテーマも歌詞も中途半端っぽくてあまり好きな曲ではない。Juicy Jungle-ALBUM MIX-もシングル曲のリミックス版。映画で言うところのエンドロールだそうだ。確かに聞いていると今回のアルバムで見てきたいろんなジャングルの面々を写していくエンドロールが浮かぶ。ライトでとても聞き心地のいい曲。ただし、前にも書いたけど僕はDisco Twins Versionの方が曲としての完成度が高いと思うけどな。
ということで辛口の評価も書いてしまいましたが、個人的に御大の声とディスコは合うと思いますよ。でかい体で肩で風を切って華麗に舞う40過ぎの男は、ちょい悪オヤジではなくやっぱ悪ガキなんだ。それがいいんだよ。
AVP2 エイリアンズVS.プレデター 完全版 (初回生産分限定特典ディスク付・2枚組) [DVD]
話の時間軸としては前作から間も無くです。
う〜んそうですね〜、私の感想としてはそんなに他の方々が言われるように酷い出来とも思わないですが、ちょっとお互いの作品感を意識しすぎてちょっとストーリーに矛盾があるかなと感じます。
まずプレデリアンが誕生したプレデターのシップが墜落した際それを確認したプレの母星?でたった1匹でエイリアン退治に向かうプレデターがちょっとなぁ・・・とエイリアンの怖さを良く知ってるであろうプレデターがたった1匹で退治に向かうか普通。
さらにエイリアン達に襲われ殺された人々の痕跡を隠滅していくプレデターだが何故か自分が人間に発見されたらしっかり殺し皮をはいで自分をアピールするのはどうかと・・・まぁプレデター1作目でのあのシーンは衝撃的だったけど何もこんな時までそこまでしなくてもと思う。
あと画面が暗くてよくわかんないというレビューが多いですが、部屋を真っ暗にして鑑賞するとそんなに気になるほどでもないかな・・・昼間に普通に光が差し込んでるときなどは駄目ですが。
最後にお互いの残虐性をアピールしたいのはわかるけど、病院の妊婦とかその他もろもろ・・・普通に暮らしてる人達を襲う襲い方はちょっと見てて引きますね、まだ両作品での戦う人間VSモンスターなら見れるんですけど、普通に生活してる人間劇を突如モンスターが乱入してきて台無しにしてる感じ。
結果私の感想は可もなく不可もなく・・・レンタルで1〜2回見ればとりあえず満足かな。
AVP2エイリアンズvs.プレデターメイキングブック―モンスター工房の舞台裏
映画は画面が暗すぎでしたが、この本で知りたかった事がすべてわかります。新プレデリアンのデザインや設定、特に精鋭プレデター戦士ザウルフの設定資料やデザイン(NGも含む)がよくわかるのは最高です。写真がとにかく綺麗。プレデターファンなら絶対後悔しません。
AVP2 エイリアンズVSプレデター (竹書房文庫 DR)
展開の早い映画の、理由の分からずに戸惑ってしまうような箇所が小説では細かく描かれています。
プレデリアンの能力。ザ・クリーナーのかっこよさ。軍の思惑などなど。
自分は映画の後にこれを読みましたがとっても楽しめました!
プレデター (特別編) [Blu-ray]
87年の作品ながら非常に画質が綺麗です。ジャングルの鬱蒼とした感じや俳優に噴き出る汗のひと粒ひと粒までくっきりと見え、DVD以前の画質とは比べものにならないと思います。
日本語吹き替えは日曜洋画劇場版と同じく、玄田哲章、菅生隆之、麦人、大塚芳忠、青野武氏ら錚々たるメンバーで収録されており、HDオーディオではないもののDTS5.1ch収録なので、TV吹き替えにありがちなモノラル音声とは一線を画す仕上がりになっています。
吹き替え音声は本編107分に対し103分しか収録されておらず、途中で原音と字幕のシーンに切り替わるのですが、さして視聴には問題ないと思います。変わるのは以下のシーンです。
・冒頭でジャングルに降下する前のヘリ内での会話シーン
・最初にプレデターに銃撃を行ったあとで再度アンナに詰問するシーン
特典も充実しており、手元に置く分にはこれ以上ないレベルに仕上がっているので非常におすすめの1本です。
ただ私のPCでは再生出来なかったので(Win7-Pro64bit・PowerDVD10での視聴)PCでしか視聴できない人は見れない危険もあるかもしれないです。