どーも
思ったより早めに新譜が出てやっぱりうれしい
ただやはり、最近の小田和正についていえば
歌詞はどうしても単調な言葉がならんでしまい(もっともオフコース時代から
歌詞はちょっと弱かったけど)今回にても初めて聞く曲でも次に来る言葉がすぐに
想像できその通りに歌われる、という場面が多かったし
曲もオフコース以来35年聴き続けていると、部分部分であの曲とおんなじ進行だな
なんて思うところも多い
でも、いいんです。小田和正があの声でこのようなメロディを紡ぎ出していれば
それでほっとして聞いてしまいます。
昔々アメリカのご婦人方は日々ビングクロスビーやフランクシナトラのレコードやラジオを
日常の家事をこなしている最中にBGMとして流して聞いていたそうですが
そういう聞き方でいいんだと自分では思ってます。
そういう自分も今、このアルバムをIpodで聞きながら部屋で掃除機をかけています。
(余談ですが、数日前キャンディーズのスーちゃんが亡くなり、キャンディーズが「完全に終わって」しまい
また自分の青春期の大切なものが消えてしまったような気分です。
小田氏と鈴木氏も簡単には克服できない確執があるのでしょうけれども
もう自分ももう老いを意識する年になってきたので
ぜひもう一度オフコースの姿を見てみたいと思っていますがなんとかならないのでしょうかね)
小田和正カウントダウン・ライブ ちょっと寒いけど みんなでSAME MOON!! [DVD]
小田さんが叫ぶ。「まいったか?!」
何に参ったって、師走、雨の屋外カウントダウン。
その寒さを吹っ飛ばすドライブ感に溢れたライブです。
本当に残念な事が一つ。まだこの世に、このライブをノーカットで記録できるメディアが無かった事。一部の楽曲がばっさり編集されていること、歓声の手前でフェードアウトしてしまう事。繰り返しですが本当に残念です。ノーカット版が後に出たなら、きっと買い直しですね。
言葉にできない~小田和正ベストカバーズ
オリジナルが懐かしいのは勿論ですがカバー曲自体も相当懐かしい。
歌詞カードを見れば、M11 夏の終り / 矢野顕子さんは86年(峠のわが家)、M12 私の願い / 鈴木雅之さんは89年とあります。
小田さんが如何に永くうたい続けているかってことですね。
M1 キラキラとM15 my home townがいい感じに着古したコートの裾から見えるマッサラのシャツのような光を放っています。
1982・6・30 コンサート スペシャル [DVD]
オフコースの鈴木・小田コンビの心が離れていく。。。お互いの気持ちが込められているような曲もあり、「言葉にできない」での小田さんの涙。
アンコールの後の誰もいないステージで「Yes Yes Yes」が流れて〜。会場にまだ残るファン達の大合唱が聞こえる。。。。。
小田和正インタビュー たしかなこと
この本は発売と同時に購入していたのですが、読んだのは つい最近です。
どうしてかというと目次に「カウントダウン」という章があり、小田さんの音楽活動のカウントダウンについて触れているのかもしれないと勝手に想像していたので読むのが恐かったからです。
しかし最近の小田さんの活動を見聞きするにつけ、その不安は払われたので、やっと読む気になりました。
読んでみると まるで今すぐそこで小貫さんと小田さんのやりとりを聞いているようで、すごく楽しく、大学時代のエピソードのところなんかは「アハハ・・」と思わず声を上げて笑ってしまいました。
ずっと小田さんを取材してきた小貫さんだから小田さんの素の部分をこんなにたくさん引き出せたのでしょう。
インタビューの中身はもちろん星5つですが、小貫さんが読者に向けて書いた“はじめ”と“あとがき”が、とっても自然体で読みやすく、素敵だと思いました。