高次脳機能障害 どのように対応するか (PHP新書)
事故で頭部を損傷した知人がいます。
現在は事故前の生活に戻っていますが、知人には本人が
全く自覚していない症状があり、感情の起伏が激しく、
私を含め周囲が困惑していました。
この本を読んで、その知人がやはり『高次脳機能障害』ではないかと
確信できましたが、それを診断してくれる医師は
残念ながら知人の住む地域にはいません。
この本は素人にも解りやすく、『高次脳機能障害』とはどんなものか
具体的な例を出して丁寧に解説してくれています。もっと早く読んでおけば、
今ほどしんどい状況にはなっていなかったかもしれません。
そして、初期の段階でこの障害について説明してくれる医師に
出会っていたならなぁ…と悔やまれます。
現在、病気や怪我で頭部に損傷を受けた方を介抱されていて、
私と同じようにその対応に戸惑っていらっしゃる方には
とても参考になる本だと思いました。
『医心伝心』生活習慣病【医療福祉チャンネル】(1WeekDVD)
睡眠時無呼吸はそれだけでも怖いのにさらに色々な病気を引き起こすんですね。
イビキをかく人は一度ちゃんと呼吸器科にお世話になった方がいいですね。
睡眠時無呼吸も脂肪肝もメタボもここに出てくる病気は男性に起こりやすい
病気のようです。タバコも増税されて禁煙ついでに生活習慣も正したいですね。
続・日々コウジ中
内容は盛りだくさん
で気持ち、前回に比べると詰めすぎの間は免れませんが
全般的に高次機能障害を見つめると、と云う視点でまとめられています
紙質もおちたので…
前回とはテンポが若干変っています
(今回は急がれて書かれた感じがします)
中身がご主人とそれ以外のエピソードがごちゃ混ぜに
なってしまい
若干判りにくいかも
でも、
シリーズ本の第2弾として
大まかに高次について広く取り上げています
ですから
続いて、よりゆったり内容を盛り上げている意図も伺えられ
第3,4冊本が期待される由縁です
日々コウジ中―高次脳機能障害の夫と暮らす日常コミック
高次脳機能障害という障害を持った夫。それを支援する家族。それは周囲の人には想像をする以上に大変なこと。
でも、それを伝えるのはなかなか難しいことなんだけど、分かってもらいたい、と家族は思っているはず。
その家族の思いを『マンが』という媒体を借りて上手く伝えていることがとても凄いと思った。
そして、これを読んだ当事者の家族はきっと「そうなんだよ!!」と言いたくなるんじゃないかな。と思った。
難しいことを分かりやすく描かれているこの本は、これから高次脳機能障害という分かり難い障害を学んでいこうとする専門職の人たちにも是非読んでもらいたい一冊だと思う。
妻と最期の十日間 (集英社新書)
写真家、ジャーナリストでもある桃井和馬さんが最愛の妻の死に対し自責の念と葛藤の間に苦悩しつつ、世界中の取材経験と最愛の妻との想い出を追憶しながら客観的に「妻の死」に懸命に向き合おうとする姿、それを察し気丈にも著者を励ます愛娘さんの姿を綴りながら『人間は生きていく根底には何が大切か?それは家族と言う脆い“砂の城”だ』と問いかけている様に感じた一冊です。個人主義に走る現代人に警鐘をならしている様にも思えた。