マコちゃんのリップクリーム(6) (シリウスコミックス)
そこに居たんか、なみえ。
俺だよ、俺。
まこリプももう6巻かよ。
ていうか、キラー7、じゃなくて、おしゃれ7はどうなった?
読みはじめの頃はなみえの新機軸と思ってたけど、話数が進むに連れていつもの精神汚染気味になってきたべ。
レンチさん直結とかエヴァンアネヲンとか一房くれてやるとか実は外道とかオプス・デイとかむき身ボールとか、なんなんだよ。おもしろすぎるべ。
アイキャンドゥイッ!!
モテ虫王者カブトキング 1 (ジャンプコミックス)
ジャンプSQ(とSQ19)は少年誌なので、名だたるゲスト漫画家さんが読み切りを描く際には多少なりともその点を考慮に入れた作品を寄せるのが常です。
本作の著者尾玉なみえ氏だけは青年誌以上に下品な内容を堂々と寄稿されており、氏の失う物の無さから来る度胸には感心させられます。
いざと言う時は「所詮は虫の世界」と当局の追及を避けられる計算も見事です。
同じく下ネタのマエストロ、田中圭一さんの『昆虫物語 ピースケの冒険』の登場人物を可愛らしさと下品さをアップしたカブトムシ「ダイゴロー」の性質の悪さが実に面白い漫画です。
子供向けとしては星2つですが、大人が読んだら星5つなので間を取って4つ星と致しました。
後半は読み切り『ロボ合体 バスコン3』が掲載されています。
他に昆虫学者と作者の疑似対談やインタビュー、そしてエッセイ漫画(誌内2Pとブックカバー下の表紙)とオマケも充実しています。
帯には集英社、講談社の出版社を超えた尾玉なみえフェアのお知らせも載っています。
尾玉なみえ短編集 脳酸球 (シリウスコミックス)
絶版になる前に!です。
短編集だからと侮るなかれ。
最初から最後まで尾玉なみえです。還元濃縮です。
ある意味『純情パイン』より濃ゆいと感じました。
最初のセールスマンシリーズはジャブです。
お猿の話しに至ってはボディブローです。
なみえ姉さん、たぶん一生ついていきます、そのスタンスを変えない限り。
最後になりましたが当作品は読み手を選びます。
純情パイン好きには自信を持ってオススメしますが尾玉作品に免疫の無い方は正直難しいところです。
個人的には満点ですが。
マコちゃんのリップクリーム(7) (シリウスKC)
いつもは書店で見かけなくなった頃を見計らって、しぶしぶアマゾンで注文するのがなみえ先生への礼儀だと思っていましたが、
今巻は日本を代表する超人気作家の表紙絵に釣られて発売後速攻カートへ……。
ザイアー様が可愛いすぎて生きるのが辛くなる表紙絵ですが、中身は「おぎ〜ん」とか「ビッチミサァ〜〜イル、イヤッ!」とか、
「避妊の方法はベロにゴム」とか、なみえ先生の《様式美》がイヤと言うくらい健在で安心です。
ただ、先日大手書店で本作を「○月のラ○オン」7巻と一緒にカゴに入れていた、
とてもおとなしそうな女子中学生を見かけたとき、世の中ってトラップが満載と不憫に思いました。
純情パイン<完全版> (シリウスコミックス)
何となく、そういえばこんな漫画あったな〜となんとなく気になって、検索してみたら、ななんと、打ち切り10周年で完全版が出ててビックリ!!。買っちゃいました。
久しぶりに読んでみると、思ってたより、ストーリーなどまとまっていて大変面白かったです。連載当時は絵のめちゃくちゃな印象が強く、内容はあんまり入ってこなかったです。
他の作品も買ってみたくなりました。とりあえずアイドル地獄変がおもしろそうです。