祈り
読んでみて、こんなに自分が感じたことを的確に表現できるってすごいことだな、って思った。
可愛いだけじゃない。この子、只者じゃない。
「誰かに見せる」って分かっていてここまで自分の内面を見せられるこの人はすごい。
「写真撮るのが趣味のアイドルタレントの本でしょ。」って決め付けてた自分がなんて器の小さい人間なのかと思った。色眼鏡というか、偏見というか、そんなもん、どんどん取っ払って興味あるものにどんどん手ぇ出していかなくちゃって思った。
そうしないと自分が損。世界が狭まる。
高山植物~花々が咲く、名山を歩く~ [DVD]
高山植物というより、山に興味があって買いました。正直「高山植物」自体は個人的な興味がそんなにないので、DVDには相当数収録されていますがあんまり面白いとは感じませんでした。が、山の映像の方は逆にびっくりするくらい綺麗で収録山数もあって大満足でした。百名山全集的なものより、手軽に楽しめるいいDVDだと思います。
街道をゆく〈20〉中国・蜀と雲南のみち (朝日文庫)
中国三部作(台湾紀行は除く)の最終巻で内容は氏の独特の紀行ものでとてもおもしろ拝読した。巻末の数頁の記述には非常に驚かされた。氏の中国に対する戦争観や現代観は如何なるものであったか垣間見ることができた。良書である。
タオ・コード―老子の暗号が語り出す 性の五次元領域から迸る秘密の力 (5次元文庫)
この本に出会ったのは、本当に縁と思える。
ここに書かれているテーマは、最近、段々と分かってきてる人々の間では、一般的になりつつある話題だったりするので、そこまで新しいわけではないのかもしれないけど、そういう本の中には、研究した、解説したっていうような、文章で思いを伝えるものもあるのだけど、そういう本だと、その人の思想が入り過ぎて、大きな流れとしては同意出来るのに、その中のちょっとした言葉の使い方が合わなかったりして、なんだか、読んでいてもスッと入ってこないものもあったりする。
その中で、この本は、染みいるように入ってくる。 説教くさいとか、思想めいたものを伝えたい!っていう想いよりも、水のような流れのようにしてお話が進んでいくからなのか?
こういう手の話は、作者が熱く気持ちを伝えるよりも(「本当はこうなんですよ!」みたいなノリ)、この本のようなスタンスのほうが受け入れられやすいと思う。