タワーリング・インフェルノ スペシャル・エディション [DVD]
出演者は超豪華キャスト。アステアから、マックイーンなど、新旧俳優が出揃う。当時、相当な気合いと情熱を注いだであろうな、と作品から伝わって来る。時系列がしっかりとしていて、高層ビルの、各々の階や場所で、刻々と、状況が悪化し、また、動いてゆく。 父の影響もあり、個人的には、ニューマンの方が好きだったので、彼の演じた、知性的でかつ、行動力があり、冷静な、エンジニアの活躍に、見とれていた。 パニック映画として、序盤から、ラストまで、だれさせない、魅力のある映画である。 今は、技術の進歩があり、容易く、短期間で、作品をあげる事は出来る。しかしながら、技術の進歩は、リアリズムを失わせている。 俳優たちは、汗ひとつかかず、爪の間も、泥や砂で汚れる事もない。必死に走っているシーンのはずが、被った帽子も頭から落ちる事も、身体に汗ひとつかく事もない。顔も綺麗なまま。俳優から、緊張感が伝わって来ない、そういう映画がとても増えたと思う。当作品は、今でも、いや、今だからこそ、色褪せない映画なのである。
動脈列島 [DVD]
本作は、動脈列島とほぼ同時期に公開され、しかも最初海外(多分フランスだったと思う。)で話題となり、それがが逆輸入の形で、日本でもヒットしたような記憶がある。間違っていたらごめんなさい。
動脈列島は、公開時に見ていますが、本作は、今回が初見です。
本作は、配給会社、もしくは、監督の違いか判りませんが、動脈列島がスピードとアクションで見せるのに対し、公害と人間性に重点をおいたドラマになっています。しかし、アクションもあり、スリルとサスペンスもあり、充分楽しめます。近藤 正臣、好演です。関根 恵子、若い。梶 芽衣子、田宮 二郎、懐かしい。
とにかく、騙されたと思って、ぜひ見てください。
白い肌の異常な夜 通常版 [DVD]
30年位前、土曜日の昼下がりのTV放映を観たいがために、小走りで下校した事を思い出しました。イーストウッドというだけで予備知識ゼロでしたが、大好きだったマカロニウェスタンとはまるで違う展開に、最後まで惹き付けられました。今でも頭の中で筋を追うことが出来そうなほど記憶は鮮明ですが、当時子供だった自分が、今改めて何を感じ取れるのかとても楽しみです。あの頃は登場する大人の女性たちの思惑ではなく、兵士を純粋に慕う少女に感情移入していたんですよね〜。
タワーリング・インフェルノ [Blu-ray]
本商品の音声のスペックは以下の通りです。
音声1:英語音声5.1ch DTS‐HD MA
音声2:日本語音声モノラル
せっかくのBD化なのですから、
音声1:英語音声5.1ch DTS‐HD MA
音声2:日本語音声5.1ch DTS
せめて上記のようなスペックを、
期待してはいかんのでしょうか?
20世紀FOXさんやユニバーサルさんは、
こうした点に意欲的ですよ。
「エイリアン」シリーズしかり、
「BTTF」シリーズしかり。
ワーナーさんにも一層の奮起を期待しております。