マイティ・ソー:アスガルドの伝説 (ShoPro Books)
スタン・リーとジャック・カービーの黄金コンビの作品が出ると言うので期待していたのだが、カラーリングがデジタルで塗りなおされたものでガッカリ・・・。
確かに『キング』と呼ばれるジャック・カービーのアートワークは多くの作家に影響を与えたが、流石に今読むと良い意味でも悪い意味でもクラシカルで古典と言う印象。
しかし、それはそれで良いと思う。古典とはそう言う物だし、古臭いからといって価値が変わるわけで無いのだから。
なので余計な手を加えず、クラシックな物はクラシックな形で出して欲しかった・・・。正直このカラーリングは全然合って無い・・・。
そう言えば昨年末に出た『アンカル』にも新旧2つのカラーリングが存在するのだが、日本語版は旧版が選ばれた。
新カラーリング版はデジタルでなされ、質感などかなり塗りこまれているのだが、塗りこみすぎてメビウスの流麗な線描を殺してしまって全然ダメなのだ。
何でも手を加えて今風に作り直せば良いって物ではない。すでに評価が確立した物に手を加えても、原典は超える評価など得られないだから愚の骨頂でしかないと個人的には思う。
内容的にはソーのシリーズと言うより、物語のバックグラウンド、ソーの世界観をを知る手助けとなるような本になっている。
ちょっと今風のアメコミとは違い敷居が高いので、映画を見て興味をもったのなら『ソー:マイティアベンジャー』(ヴィレッジブックス)の方をオススメする。
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ベッド・オブ・ローゼズ
思った曲とちょっと違っていて残念。CDアルバム紹介のところで、収録曲が大体でも分かるといいのですが。
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スロ音 Vol.2
聴いた瞬間「わかってるなぁ!」と思わせるCDです。
これはメーカー発の単なる音源集ではありません。
各所に打ち手を満足させる演出があります。
育ちのBGMなんて最終JAC中に
私、思わず「きゃ〜」と叫んでしまいました。臨場感抜群です。
中でも私が満点をあげたいのが、ハローサンタBGM。もちろん白7!
「キラリン♪ トナカイ トナカイ・・・」もきちんと入っています。
ニクい演出といえば、他にも雷蔵伝や巨人3のラストとか、
麻雀物語の最終JACとか・・・わかってますよ!ほんと。
さて、こうなると、もっとがんばってほしい部分も出てきます。
リオデカは、せっかくリオチャンスから入るんだから「右!左!中!」も
入れてくれないと・・・キス演出も入れてくれないと・・・
リオチャンス作動音もこんなに小さかったかなぁ?向かいのシマまで轟いたハズなのに。
番長BGMも、薫BIGの「3年D組〜!!」や操BIGの「やった〜!」
くらいは聴きたかったところ。
とにかく、こだわり派スロッターにも十分応える一品と言えるでしょう。
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小森純の節約レシピ (マガジンハウスムック)
料理とか節約が好きなので、この手の本は、発売になると必ずチェックしますが、わりと普通のお料理本っていう感じのものが多くて、とくに買う必要を感じなかったりします。
でもこの本は、本当にムダをなくすためのアイディアが詰め込まれていて、かなり参考になりました。
小森純さんの本気度が伝わってきました!
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PEDDIN DREAMS
今作では彼女の情念こもった魂の叫び風の歌声を聴くことはできません。実にリラックスしたアコースティック調の作風です。このタイプのアルバムをいつかは出すのだろうなぁ~と、かねてから思っていましたが、ついにその時がきたか、という感じです。自主制作っぽいスタイルでのリリースの第2弾となるわけですが前作は彼女のキャリアの中でも私的には最高傑作かと思います。今作と続けて聴いてみると、彼女が「歌うために生まれてきた」のだと肌で感じられるかと思います。
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