TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」キャラクターソングVol.5 朝倉涼子
自分はこの商品と同時発売の『鶴屋さん』の方を購入するついでに買ってみるか程度で特に期待などはしていませんでした。 しかし聴いてみると以外や以外、予想以上にキャラソンとしての完成度が高く、曲としては鶴屋さんよりオススメできます。 一曲目は80年代アイドル的な曲調で詞の内容は表の顔の朝倉涼子。二曲目はアニソンによくある感じのメロとトランス風で、詞はキョンを殺そうとしたときの本性を表したもの。各所にキャラクター性を強調するセリフが入っていて、個人的には二曲目の方が好みです。 そして今回発売された二枚はハレ晴レユカイの歌詞がキャラごとに少し(?)変えられている所にも注目です。
涼宮ハルヒの憂鬱 SOS団ラジオ支部 番外編CD Vol.3
やってきました、ラジオ支部第三弾!
本元のラジオ支部がリニューアルして初めてのCDラジオ支部。
今までなかったものが入っているので、vol,1、2を聞いてきた人も聞いたことない人もいい体験ができるはず!
メタモフィギュア 涼宮ハルヒの憂鬱 鶴屋さん ネコVer.
顔に限っていえばこの鶴屋さんは良くできた鶴屋さんですね。マクスファクトリーやアルターからも鶴屋さんは出ますが、この鶴屋さんもまた良い鶴屋さんだといえます。造型というより表情ならばアルターとともに正しい鶴屋さんですね。マクスファクトリーの解釈よりも的確な鶴屋さんです。あちらの鶴屋さんは似てはいますが、キャラクターに照らすと少し違うと思います。鶴屋さんは孤高の太陽であっけらかんとある人です。マクスファクトリーのように積極的に色香を発散するのは健全な鶴屋さんではありません。この鶴屋さんは媚びることなく楽しんでいるマイペースの鶴屋さんで鶴屋さんらしい鶴屋さんです。さて私が何回鶴屋さんと書いたか、暇な人は数えてみてもいいのですよ。
TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」キャラクターソングVol.4 鶴屋さん
表題の曲は、SOS団の関係者であっても部外者だから、ちょっと歌詞を変えて、かな。流石に食傷気味の曲なので(同じアレンジだし)全部変えて、でも良かった様な。ま、結構面白いっすけどね。鶴屋さんと朝倉涼子は勢いで出したのか、それとも戦略が在って中継ぎで出したのかは判りませんが(流石にキョンの妹には、なんだかなー、ですが)楽曲はファンなら買ってもいい出来じゃあります。ま、コレクターズアイテムっすな。
涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)
角川スニーカー文庫刊・谷川流著・いとうのいぢイラストの
「涼宮ハルヒ」シリーズ第5巻にあたる『涼宮ハルヒの暴走』です。
短編2本と書き下ろし1本の構成ながら、
あいかわらずのSFモード全開で事態が様々に錯綜する読み応えに溢れています。
短編1.『エンドレスエイト』
第3作「退屈」の短編・孤島症候群に続く、8月の夏休み後半が舞台。
様々なイベントを満喫しつつ、彼らも気づかない内に繰り返される無限の2週間。
晴れて明日を迎えるために必要な、彼女のやり残したこととは?
「消失」に続けとばかりにSF要素の深みが冴えます。彼女の意外な一面もちらり。
短編2.「射手座の日」
第2作「溜息」に続く、11月下旬のお話です。
処女作「憂鬱」にてハルヒによる強制セクハラ敢行に屈した
コンピ研部長がSOS団相手に艦隊シミュレーションゲームで逆襲します。
沈黙の魔術師・長門有希がハイパーコンピュータと化し、
無表情のままややムキになった彼女の問答無用制裁には爆笑必至。
ゲームの戦い方にSOS団メンバーの性格がよく反映されており興味深いです。
書き下ろし「雪山症候群」
舞台は12月末の大晦日直前、衝撃の第4作「消失」の後日談。
皆で楽しく過ごした12月24日の鍋パーティーの席で
鶴屋さんに招かれた雪山別荘地での不可思議な事件を描いています。
数学の知識を用いた謎掛けや珍しくハルヒ自身も体験する謎めいた様相、
様々な憶測の中、真実は雪の中に塗れたまま物語は終焉します。
これまでとは切り口を変え、短編「ミステリックサイン」を彷彿させる
読者に回答を委ねたようなミステリアスSFです。
次巻への壮大なネタ振りなのか、偶発なのか。ゲレンデには笑顔の鶴屋さんがいるだけで・・・。
また、かつてはただの寄せ集めだったSOS団メンバーの成長と一体感を感じられる描写にもにんまり。