医龍 23 (ビッグコミックス)
今まで、手術についての技術の重要性や判断力の大切さを研修医である伊集院が身につけてきていることを巻を追う毎に知ってきました。
今回は「QOL(生活の質)」をテーマとした成長がみられます。
他にも、今まで言葉に出来なかったけど、燃え尽きずに走り続けるための大切な要素を含まれていて、読んでいて考えさせられます。
医龍 25 (ビッグコミックス)
本当に大好きで沢山の勇気を貰った医龍が、ついに最終巻となりました。
10年の長い連載、お疲れ様でした。
もう続きが出ないのが、とても残念です。
思えば第1巻が出た時、『面白さに自信あり』の歌い文句と、まるまる1巻が見本として置いてあって、「そんなに自信あるってなら読んであげる」と、手に取ったのが始まりでした。
歌い文句に偽りはなく、天才心臓外科医の朝田を中心に、その破天荒な人柄やカリスマ性に惹かれて集まってくる人々との、人間ドラマはとても面白く、全25巻のどれを取ってもハズレは有りません。
そして意外だったのが、最初は脇役だったはずの伊集院が、朝田や加藤、バチスタチームや、色々な人々に囲まれ、医師としての技術や精神、人間性を鍛えられ成長していく過程が、とても見事に描かれていました。
この25巻では、ずっと背中を追いかけていた朝田から一人立ちをして、師匠と同じスタートラインから一人の医師として走り出します。
これからはきっと人を思いやることの出来る、素敵な医師になることでしょう。
バチスタチームも、明真の心臓外科の局員、ライバル達も、自分達のそれぞれの未来へと歩き出します。
そして加藤ちゃん…。
朝田の好きな人が加藤だと知った時「えっ?」と一瞬思ったものの、よく思い返せば、朝田はいつも加藤を見つめていたように思えました。
いつもヘラヘラしていて掴み所のない朝田が、このシーンで初めて人間味のある男になった気がします。
遠く離れていても、2人の心は繋がっていると感じました。
いつか加藤のもとへ戻ってきて、その手を握るのでしょう。
医龍 Team Medical Dragon 2 DVD-BOX
1話目からいきなり2時間超のエピソードでしたが、手に汗を握る展開が次から次へと、海外ものを見ているようでした。これだけ映画にして、劇場上映できたんじゃないでしょうか?それほど、すばらしい出来でした。
2話以降は「北洋病院編」ですね。ここでも曲者の医者たちとチームを組み、苦難をともに戦うチームドラゴンはかっこえーっす。自分は天才にはなりえないと悩む伊集院に、松平医師が「並の医者なら、並の医者なりにできることを誠実にやれ」と諭すくだりにホロリとしました。そう。このドラマは天才しかいないドラマじゃなかったわけですね。
原作も佳境でぜひ続編を作って欲しいので、★5つ
「医龍2 Team Medical Dragon」オリジナルサウンドトラック
のっけからテンションが上がります(笑)どの曲も完成度が高く、完璧です。AIのONEがインストだったのが残念ではありますが、他の曲が素晴らしいので、満点をつけました。買ってよかったぁ〜\(^O^)/
医龍~Team Medical Dragon~ DVD-BOX
久々に楽しみに見たドラマだった。
劇画を見ていたのでどうかな?と思っていたが
坂口は役にはまっていたし、夏木マリ、岸部一徳、など脇がぴったりだった。
現実の病院ではありえない事だが
こんな医者達なら病気も悪くない・・かも。