Trinity Blood File#03 RADIO HEAD+more
今回は原作の『RAM5巻~バードケージ~』の「RADIO HEAD」のドラマが収録されてあります。若干セリフのアレンジがされているものの、内容は原作に忠実なのでケンプファー&ディートリッヒが好きな方にはお勧めです。ドラマ以外に2人の新曲やBGMがありますが新曲と言っても実際に歌っている訳ではなく、原作からチョイスした名ゼリフ(?)をケンプファーとディートリッヒが語っているバックにBGMが流れている‥といった感じです。他に収録されていたBGMは、いまいちインパクトが無いというか…。ドラマだけでもよかった気がしなくも‥。
九条キヨ イラスト集 Trinity Blood ~rubor~
買う前は
描き下ろし2点だけかぁ・・・
コミック内で(色なしでも)見られる絵なら改めて買わなくても・・・
と、購入を躊躇っていました。
九条さんの絵は本当に綺麗で
善悪全ての登場人物達がそれぞれに美しく魅力的です。
巻頭の見開き描き下ろしアベルクルースニクを見られただけでも良かったです。
個人的には、アベル×エステルの絵をたくさん見たかったので
描き下ろしがそうでなかった事と、描き下ろしが少ない点で、星4です。
「トリニティ・ブラッド」 Trinity Blood File #04 ROMAN HOLIDAY+more
Trinity Blood Fileもこれにて終わり。
新曲はエステルの語りが収録されているのですが……どうにも暗い気がして仕方がありません。
レビューで原作のエステルのイメージと違うとは見て知ってはいましたが、DVDで実際に観て唖然としました。
別に声優さん自体は演技がダメとか声がおかしいなんて事は無いのですが、どうにも「エステル」のイメージには合ってない気がして馴染めません。
――しかし…
このドラマCDをまとめて言えば……私的には有る意味アニメよりかなりイイ作品に成っているのではないかと思います。
□音声のみと言うのがかえって原作のイメージを…(特に小説の綺麗な絵をジャケットに使用しているところが)、壊さないので内容も短編から選んでいるので、アニメ版の本編のように無理矢理収めようとした感がなくて、より小説のままの雰囲気が残っていて良かったと思います。
原作のお話も、絵も、とても素晴しいのにアニメ版は背景やメカばかりに凝るような感じで、肝心の「話」や「人物の線画」の荒さが目立ってしまい残念だったと思います……
そんなDVDを買うより画集を買ったほうがよっぽどいいと思えます。
――そして、余裕があればこのCDでも聞いて……もう少し「トリブラ」の世界に浸ってみるのもいいと思います。
webラジ voice theater「トリニティ・ブラッド」センチメンタル・アドベンチャー
原作と漫画、そして東地宏樹さんが大好きなので購入しました。アニメは全く観ていません。値段が良心的なので、星5個としました。
物語は、原作にはない漫画版オリジナル四話+アベルとトレスのへっぽこトーク、なるものから成り立っています。派遣執行官は件の二人の他に、レオンとワーズワース氏が登場します。
個人的には、トレス役・中井和哉さんの渋い声が、トレスのイメージとなかなか合わず、慣れるまで時間がかかりました。(漫画版は特にトレス君が若く見えるせい?)
それでも、やたら感情的なアベルやエステルの声とセリフを“抑揚のない平板な声”で、さらっと流してしまう様はとても楽しかったです。勿論シリアスなシーンもちゃんとありますが。
webラジ、というかラジオドラマ自体ほとんど聴いたことのない私ですが、楽しめました。
トリニティ・ブラッド chapter.5 コレクターズエディション [DVD]
GONZOアニメの宿命ですかね・・・
確かに画像とCGは素晴らしい。
ただ、何を伝えたいのかがはっきりしない。
第5巻を通じての共通テーマははっきり言って「ピーターパン」なのは
良いとして、そこに込められた物が良く分からない。
アニメに関わらず、作品はその思いを伝えるべき手段に過ぎんし、
その手段だけが華麗でも込められた物が少なければかえって空虚感が
伴うのは宿命とも言っていいでしょう。
例えるなら、包装紙が立派で中身が入ってないクリスマスプレゼント。
そんなところじゃないですかね?