涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)
2巻級の話をぐっと圧縮して1冊に4話。
正直、2巻より前に3巻読んだ方が良かったです。
1巻でのうやむやな部分、2巻での雰囲気がどーして作られたかが、3巻の中で解かれます。
ぐっと短い中にしっかりと収まっているようで、謎が残っていて、ここらへんちゃんと解決していただけますよね?と期待してしまう1冊でした。
涼宮ハルヒの約束(限定版)
良かった点
1.オリジナルシナリオが◎。長門がめっちゃ可愛いです…1:1会話での「おでん」は最高
2.原作のノベルを読んだ人はより楽しめます。(原作との絡みが結構ある為。)
3.長門タイマーのスタンドで横置きも出来る(そのままだと、若干不安定ですが工夫するとバッチリ固定できます)のでオートプレイ時に便利。
悪かった点
1.散々既出ですが、旧型PSPでのロード時間がかなり酷。そんな私は、いつのまにか新型PSPを買ってしまってました。何という罠。
2.限定版は値段が高い。ですがファンなら買ってしまいますよね。
※ハルヒファン以外の方が買われるかどうか分かりませんが、パッケージ買い等で初ハルヒ作品な方はプレイ前にアニメもしくは原作ノベルを読まれる事を強くオススメします。(多分楽しさが数倍違います。)
まとめますと、ロード等やや不満があるもののアニメからファンになった私としては、この作品はかなり楽しめましたし満足でした。
ノベルもいいけど、やっぱりキャラが話すのは魅力ですよね。
PS2ソフトももうすぐ出ますし、アニメ第2期も決定済で(といってもいつ放映されるか未定ですが)今年はいいハルヒ年になりそうですね。
以上レビューでした。
涼宮ハルヒの約束 PSP the Best
ハルヒゲームでは定番のループネタです。
ただ、このPSP版は序盤のループに回数制限があり、
それを越えると強制的にバッドエンドになってしまいます。
このフラグ立てが、攻略サイトを見たりしないとなかなか自力では難しいのが厄介です。
そこさえ越えれば、後はスイスイ進められると思うので、
ハルヒの新しいエピソード(文化祭前夜)を楽しむという観点からは良いADVゲームだと思います。
フルボイスで声のボリュームもたっぷりありますし、
グラフィックも綺麗です。
同じようなゲームの「俺の妹が〜」に比べて文字も大きく見やすいです。
後はセーブなどのコマンドを出すのがスタートボタンでは無く
□ボタンなのが少し戸惑うかな。
他のADVゲームのようにスタートを押してしまうと、
既読スキップが始まってしまうので、慌てる事が度々ありました。
涼宮ハルヒの約束(通常版)
発売日当日にゲーム屋にて通常版を購入。
普通のギャルゲーとは少し違い、
正しいキャラクターと会話をして、選択肢を選ばないとストーリー
が進まず、物語を進めすぎないと(5,6日目の時点で約束2や約束3の状態とかだと)
EDに影響が出ます。
もちろん、ストーリーを進めずに、好きなキャラクターの好感度をあげることはできますが
正しい選択肢がわからないため、ストーリーが進まず同じ日を何回もループすることになる場合があります。
従来のギャルゲーなら選択肢を間違えても、とりあえずストーリーは進みますが、
このゲームの場合物語も進まないので、
初めてギャルゲーをやる人にとっては多少面倒に感じるかもしれません。
もちろん、クイックロードなどの機能で前の選択肢からの再開も可能ですが、
ストーリーに影響するSOS会話は以前やったものでも、飛ばすことができません。
ただ、SOSシステムは画期的でプレイしていて、楽しいものがあるし
こういうゲームにありがちな原作クラッシャーでもなく原作の設定に忠実です。
アニメや小説楽しめた人なら楽しめると思います。