ニッポンの唄~あいのうた~(初回限定盤)(DVD付)
「パンクフォーク」「純粋」に続く、ソロアルバム第三段ですが、「純粋」に似ていて日本の四季とか風情を感じさせてくれるアルバムです。メロディーラインは全体的に丸く穏やかで、19や3B LAB.☆Sのようなガツンと来る鋭さはないです。アレンジが「純粋」よりも華やかで明るく、聴きやすいと思いますが、過去の作品のような強烈なインパクトはないため、悪く言えば普通っぽいアルバムだと思います。「純粋」よりも聴きやすいかもしれませんが、アルバムに流れる独特の「雰囲気の深さ」は「純粋」の方が心に来るものがあるかもしれません。個人的には19時代最強の名曲「果てのない道」の新バージョンが収録されているのがポイントですが、アレンジが丸く優しいものになっており、原曲と比べたらやはり原曲の方が良いですね。
そのため、この作品もまた「純粋」と同じで、19時代のように受動的にただ聴いているだけで心を鷲掴みにされるようなキャッチーさはないため、自分から感性を能動的に働かせてアルバムに入り込もうとしないと、ただ単に「凡庸なアルバム」で終了してしまう可能性が高いです。
19時代の良さを「10」としたなら、3B LAB.☆Sは「7」、本作は「5」と言った感じで、どんどんインパクトが薄くなって行っていますが、やはりファンとしては「19時代に匹敵するくらいの凄い作品をまた作って欲しい」と、どうしても思ってしまいますね…。「19再結成」を望んでいるのではなく、19時代に匹敵するくらいの作品をまた聴きたいと思っています…。19や3B LAB.☆Sで数多くの名曲を生み出してきた岡平さんにはそれが可能なはずですから…。
生徒の心に火をつける―英語教師田尻悟郎の挑戦
私がこの本を手にしたのが昨年の秋のことでした。
現在英語教師として全学年を指導していますが、
昨年までの自分は、本当に情けなかったです。
田尻先生の「生徒の心に火をつける」ためのすべての
内容が書かれている本です。
アルファベット指導から、辞書指導、家庭学習の仕方や
ライティングの指導まで。
教職員のみなさんにおすすめです。
今、蘇る国鉄~音の旅~
国鉄時代の駅・車内放送を集めたCD。
音質は非常にクリアです。
聞いていて「あぁそうそう!こんな作り声で、こんなイントネーションで放送してる人居たよね…」と懐かしく思いました。
青函連絡船&乗り継ぎの案内放送も乗船経験のない自分にはとても興味深かったです。
入線案内に続いて列車の音、弁当売りの声、今では殆ど全滅してしまった風景が蘇るCDです。
鉄道唱歌のオルゴールの後に続く名調子も聞き所です。
流れるように淀みなく延々と乗り継ぎ時間をアナウンスする車掌さん、ほんとプロだなぁと感心します。
自分は寝る前に部屋を暗くして聞いていますが、意外とよく眠れます。
国鉄時代に親しみや思い入れが有る方には文句なくお勧めのセットです。
横川と軽井沢の音源も入っていたらなぁと思うのですが、望みすぎですかね(笑