VOICE2~cover lovers rock~(DVD付)
前作は知らない曲が多く、アレンジもゆったりとしたかんぢでした。do asカラファンだった自分にとって物足りないものだった。でも今回はアップ目な曲もあったりほとんどの曲が知ってぃてアレンジもちょぉきにいった!!!↑
ZOO
曲を作った本人より、菅ちゃんのヴォーカルが好きだぁ~。
とつとつとストイックに歌っているのが、かえって心に刺さる。
周りの人間を見たら、動物園の動物みたいな奴らばかりじゃないか。
俺を笑っているサルがいるので、自分を省みた。
「俺もサルだった・・・。」
故に、「愛を下さい」となる。
この論理の破綻が心に響くんだ。
愛って論理の外の説明出来ないものなんだなぁーと妙に感心してしまった。
嫉妬の香り (集英社文庫)
私は相変わらず、何か、を捜し求めていた。何か、こそが人間には常に重要なのである。
しかし、何かを最初から知って生まれてきた人間はいない。死ぬまで何か、に取り付かれ、
何か、を追い求め、何か、が何かわからず、中には精神が壊れたり、自死を選ぶものもでる。
私は徒然ほど恐ろしいものを知らない。変化のない環境で感ずる退屈とは、つまり、
人の死なのである。虚ろから逃げるために人は恋をし、愛の中に自分が生物として
価値があることを見つけ出そうとしている。
なるほどなあ〜〜と思った作中の文章であります。
ZOO
今私たちが生きているこの世界の様子が動物たちに例えられてる寓話的な歌詞の楽曲です。その例えはかなり的確で、ドキッとしたり、ちょっと切ない気持ちになったり・・・と、様々な感情を呼び起こしてくれます。やっぱ、辻仁成の詞はすごい!って改めて感じさせてくれます。また、2曲目も80年代を代表する歌詞が素敵な曲です。ぜひぜひ多くの人に聴いていただきたいのですが、なんせ辻さんは声に癖があるので、嫌いな人はとことん聴く気にはならんだろう・・・と思い、敢えて評価は☆4つにしておきました。