13日間で「名文」を書けるようになる方法
文章を書くと言うことは何のために書くのでしょうか。
世の中に名文はたくさんありますが、自分にも書けるかどうか悩むところです。
題名の通りこの本を読むことで、自分も名文を書けるような気がしてくるので不思議なものです。
特に自分の「自己紹介」を自分なりに書くことで自分の思いを伝える大切さを感じます。
文章は言葉を紡ぐ事です。
素直に自分で感じるままに言葉を並べて思いの通り紡ぐ事ができれば名文が書けるようになるかもしれません。
素敵な文章を書きたい方にお勧めです。
嘘みたいな本当の話 [日本版]ナショナル・ストーリー・プロジェクト
一般投稿ものはどうしても「笑い」と「涙」に選択が偏りがちですが、さすがにこのお二方のセレクトはそう一筋縄ではありません。
「感動」と呼んでもまあ、いいけれど、もうちょっと微妙で複雑な余韻を持つエピソードが数多く取り上げられています。
ただ、一般投稿なので売りはあくまで「エピソード」そのものであって、文体や語り口に魅力があるわけではありません。
なので記憶に残るエピソードはいくつもあるものの、再読、再々読に堪える本かというとちょっと疑問です。
由美香 コレクターズ・エディション [DVD]
自転車で北海道へ旅をする恋人同士のありさまをドキュメント形式で記録している映画です。
もちろんセックスシーンがありますが、ごく自然な恋人同士の流れという感じですので、違和感なく鑑賞できます。
自転車の長旅で肉体的にも疲れ、悩み、喧嘩もします。
しかし、全編において恋人同士の愛、親子の愛など、愛にあふれた映画だと思います。
今回DVDを購入しましたが、映像特典、オーディオコメンタリー、撮影日記など含めて一つの作品だと思って観た方が、何倍も楽しめます。
沈む日本を愛せますか?
SIGHTに連載されている時評対談の集成+アルファで、ちょうど麻生内閣の終焉〜菅vs小沢の代表選に至る部分が収録されています。レトロスペクティブに検証しても、少なくとも短期的な見通しについては誤たずに予測されていることに改めて驚かされます。
両氏の時評に親しんでおられる方々にとっては、左程目新しい指摘はないかもしれませんが、「小沢一郎の意味」について語り合った部分ならびにその結論は、非常に興味深いです。
未読の方のために伏せておきますが、小沢一郎が◯◯ ◯と非常に懇意にしており、◯◯ ◯の思想的な弟子で、そういえば◯◯は「巨大なアメリカ社会とどう向き合うかというテーマに生涯取り組(Wikipedia)」んでいたなぁと、いろいろ腑に落ちました。
「ダウンサイジング=ジャパン」という見通しは、特に内田氏の時評ではお馴染みで、内田氏を論難すること屡々であった(?)池田信夫氏の見通しとも一部オーバーラップするところでもあります。希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学
ただ、ダウンサイジングという見通しそのものには同意するのですが、そんなにうまくはいかねぇよ、とも思います。エスカレーターを逆向きに走るような「上向き志向」の中で、ずるずると地盤沈下していくんじゃないかな、と、これはロスト・ジェネレーションと概括される世代の、そのまた一部からの感想。